”フリーランスデザイナー”という道を選んだ幼馴染のおっちーへのインタビュー Vol.2 仕事・人生設計/今時の30代の考え方

はいたい!(沖縄の挨拶で”こんにちは!”)
座間味島からこんにちは。今までダラダラ過ごしていたので、結構大変ですがちゃんと朝から働いております!生活ががらりと変わりました。これはこれで楽しい毎日です。
今回は、幼馴染のおっちーへのインタビュー第二弾。
おっちーはフリーランスデザイナーとしてのキャリアを選びました。価値観や生き方が多様化している現代ですが、フリーランスとして生計を立てている人はほんのわずかだと思います。
そんな中、自分のやりたい道を模索するおっちーの生き方が素敵だと思って、みなさんにシェアしたいとこの記事を書いています。
さて、続きです。
フリーランスデザイナーという道を選んだ理由や、人生の転機になった出来事などなど。
JICAは断念。折れずに、フィリピンへ向かう
YOUTUBEビデオは今回も、普通に人生についてしゃべっている。おっちーの今までの歩みや、価値観や仕事観などが面白い。
さて、ここからフィリピンに移り住んで、フィリピンに住む日本人駐在員向けの生活情報誌の会社に就職する。
フィリピンは、日本から近い。人件費が安い。英語もしゃべれる。と環境が揃っていて、日本人には住みやすい場所ともいえるのだろう。
そこで、トラベル特集のページを担当していて、フィリピン内の様々な場所へ行って取材旅行をしていたそうだ。羨ましい!
その会社でおっちーは編集長をしていて、カメラマンだったりライターさんだったり他のフリーランスとして働いている人たちと一緒に仕事をしていた。
その時に気づいたのが、
「こうゆう仕事の形態もあるんだ!」
という、シンプルな気づき。
今でも、請負でデザイナーをさせてもらっている。ここがフリーランス業の始まりだ。
フリーランスとしての働き方とは
フィリピンにある会社で働いていた時に、そこでずっと働いてもいいかな。とも思っていたのだけれど、余りにも忙しい日々の中、自分の時間が取れないことに悩み始めたおっちー。
「このまま流されて時が過ぎていくだけでいいのか?」
という疑問を持ち始める。
結婚も考えたが
フィリピンに行く前。
27歳。30歳手前になって、そろそろ身の振り方も考えてしまうお年頃。長く付き合っていた彼氏のいたおっちー。
30歳までには結婚したいという願望もあり、結婚を視野に入れたお付き合いをしていたおっちーだったが、彼的にはまだタイミングじゃない。と言われていて、
「そのタイミングをいつまで待つのか?彼のペースに合わせて、仕事も人生も考えないといけないのか」
とここで、また疑問。
子供の頃から、みんなに優しくて面倒見のいい性格だったおっちー。ここでは、尽くす女になってしまって、自分の時間を使ってまで尽くしているのにも、またまた疑問だった。
それでも、フィリピンに行ってから1年間は付き合いが続いていたのだが、一時帰国したタイミングで、単刀直入に、
「結婚するの?」
と質問を投げかけた。彼の答えは、
「まだするつもりはない。」
と答えられ、そこで全てを清算。さようなら。
”結婚”という概念に少し囚われていたと話すおっちー。まあ、私も30歳を越えたし、意識しないわけではないけど、無理にするものでもないし、ご縁があればいいかな~くらいで、無理矢理しなきゃいけないからするというのも嫌だから、時が来るのを期待せずに待つ。
ここまで、プライベートまでも大々的に語ってくれたおっちー。ここからは、また仕事と未来設計の話に戻ろう。
話は戻って、人生設計とフリーランス業が合致

上の画像からおっちーのポートフォリオに飛べます。
今までのお仕事はあまりにも激務で、自分の時間が持てなかった。
追われるだけの生活ではなくて、自分で時間を管理しながら生活がしたい。フリーランスなら、それが叶うんじゃないかと思い、軌道修正。
そして、もし結婚したとしても、会社に所属して社員をしていたら辞めないといけない。でも、フリーランスなら、結婚をしても自分のやりたい仕事が続けられる。

こっちは作品のポートフォリオ。
今の仕事形態
もともとお世話になっていたフィリピンの会社と、訪日外国人向けの雑誌を作るお仕事と、私の知り合い経由で紹介した会社さん。
この3社から継続的にお仕事をもらっているらしい。
おっちーが月刊誌のお仕事を選んだのは、毎月ちゃんと決まった時期に継続的に仕事がもらえるから。
この3社で、東京で一人暮らしをして、少し貯金もできるくらい(ちょこちょこ旅にも行っている!)の収入がもらえているそうだ。すごい。
おっちーの旅
1回1回は数日~数週間の旅行が多い。
タンザニア、カナダにも来てくれて(貴重な旅仲間!)、最近はシドニー(オーストラリア)に行ったり、台湾に行ったりしている。実家が日本とフィリピンにあるだけに、年に数回は行ったり来たりを繰り返している。
フィリピン大好きな私にとっては、結構羨ましい。
旅の目的

好奇心。”知りたい”欲望。
例えば、すぐ近くの台湾。玄関の前に靴箱があって、廊下を出ると靴だらけ!という私たちからしたら違う文化を体験した。
そんな風に、こんなに近いのに、ふとした小さなところでも文化が違って、生活習慣が違う。そんな小さな発見が面白くて、それを知りたい好奇心が旅へと突き動かす。
日本にいると凝り固まってしまう感じがする。
価値観の多様性が、他国に比べて少ないと私も感じる。こうじゃないといけない!感。良くも悪くも、集団主義で、個人の突出した意見にまだ寛容性は少ない。のが今の日本だと思う。
次は、おっちーのセンス光る作品作りや、個展について書きまーす。
おっちーへのインタビューはこちら