サンクリストバルラスカサスのアンバーミュージアムのコレクションが素晴らしい

チアパス州でとても有名な名産品の1つに、アンバーがある。アンバーとは、琥珀。あまり詳しくない人にとっては、琥珀と言われてもよくわからないかもしれない。私も石を見るのは好きだけれど、そこまで詳しいわけではない。
今回サンクリストバルでラスカサスにあるアンバーミュージアムに足を運んで、大量の素晴らしいアンバーのコレクションを見ることができた。
ここまでたくさんのコレクションを一気に見られる美術館は世界的にも珍しいはず。すばらしい内容だったので、サンクリストバルデラスカサスに寄ったら、ぜひ訪れてみて欲しい。
アンバーとはなんぞや?

雷に打たれたり、虫に傷つけられることで樹木は樹液を出す。
アンバーとは、樹液が地上に落ちて、土の中に染み込んで、長い年月をかけて固まったもの。
樹液の中で虫が一緒に死んでしまうこともあり、何万年も前に死んだ虫がひょっこりアンバーの一部となって出てくることもしばしば。
チアパスのアンバー

世界有数のアンバーの採掘場所があるチアパス。
Simojovel de Allende, Huitiupán, El Bosque, Pueblo Nuevo Solistahuacán, Pantelhó, San Andrés Duraznal, Totolapaといった地域で採掘される。
そして1番の採掘場所は、Simojovely Totolapa村にあり、聖なる山として知られているアジャカバルナ山の近くからたくさん採掘される。
山はいくつかの層で分かれていて、その為地滑りなどが起こりやすく、大きなアンバーの意思は発見されない。
現在までアンバーの中から75種類の昆虫が発見された。
ここで採掘されるアンバーは特に、チアパネコアンバーと言う特別な名前で呼ばれ、シモジョベルで採掘されるアンバーは薄い黄色と少し赤みがかった色をしている。トトラパで採掘されるアンバーは、深い赤色をしていて、他のものに比べて柔らかい。
これらのアンバーは、約30,000,000年前のもので、海岸もしくは川の入り口に堆積したもの。
アンバーミュージアムのコレクション



アンバーは柔らかく、彫刻をするのも簡単で、沢山の作品が並べられていて、メキシコらしいデザインも多い。
アンバーミュージアムの入場料と場所

ミュージアムは古い教会をリノベーションして作られた。
建築も素敵で、写真映えする場所。

入場料:25ペソ
玄関にチケット売り場があるので、そこで購入。
定休日:月曜日
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