【メキシコ・オアハカ】緑の陶器で溢れたアツォンパ村/実は緑色は毒?アツォンパへの行き方

今回は初めてのアツォンパ村に足を踏み入れます。

前々から気になっていた場所で、大昔から陶器の産業が盛んで、むしろその産業だけで成り立ってきたというくらいの場所。

アルテサニア好きには、一度見ておかないといけない場所。このアツォンパの訪問記録と、行き方などの情報を残しておく。

アツォンパ村はどこ?

オアハカのアツォンパ村で作られるバロヴェルデ

オアハカシティから5 km ほど北へ行ったところにあるのがアツォンパ村。

アバストスの中から、コレクティーボもバスも出ているので、アクセスも簡単。

アツォンパへのアクセス・行き方

オアハカのアツォンパ村で作られる陶器

日曜日はほとんどの陶器の作り手たちがお休みをしているので、日曜日に訪れるのは避けた方がいいかもしれない。

土曜日は、オアハカシティのアバストスのティアンギス(土曜市)に、商品を売りに来るので、土曜日も行かない方がいいかもしれない。 

コレクティーボ乗り場はこちら。

おじさんたちが

「アツォンパ~~アツォ~ンパぁ~」

と叫んで待ち構えているので、分かりやすい。

あと、アツォンパもいくつかあるみたいなので、Santa Maria Atzompa行きに乗る。

コレクティーボに乗って15分ぐらいで到着。 

料金:10ペソ(片道)

アツォンパ村の名産バロ・ヴェルデ(緑の陶器)

オアハカのアツォンパ村で作られるバロヴェルデ

アツォンパ村といえば緑の陶器がとても有名。特別な釉薬を塗って、緑色に仕上げる。ずらっと並んだ緑色の陶器の見るととても迫力がある。

その歴史は古く、モンテアルバンの時代から陶器を作っていた。アツォンパ遺跡にも、陶器を作っていた跡が残っている。

1980年代になってDolores Porrasという人物が緑色の陶器を作り始めて、それが今ではアツォンパ村特有の伝統になった。

が、しかしこの緑色、、、脳に害がでる物質が含まれていて、頭の細胞がやられてしまうらしいけど、買わずに見るだけにしておきました。

詳しくは参考資料をご覧ください。

参考:

Getting Toxic Lead Out of Mexico’s Pottery

↑ニューヨークタイムズにも取り上げられていた。

Santa Maria Atzompa Journal;Pots That Poison, and Potters Facing Broken Lives

オアハカのアツォンパ村で作られるバロヴェルデ

アツォンパ村で90%もの人が、バロ・ヴェルデの生産に関わっている。

それだけこの村の経済に大きく関わっている陶器。 村から4 km 離れたSan Lorenzo Cacautepecという場所から土を運んで来て、この村で生産される。 

現在になっても、陶器を作る土はドンキーを使って運ばれていると書かれているのが、オアハカらしい!!と思うポイント。 

以前は、このバロ・ヴェルデはメキシコ中に限らず、アメリカ合衆国にも輸出されていたが、今では基本的にこの辺りでしか販売されていない。毒の問題が輸出を止めているのか?

この辺りに暮らす人々は、バロ・ヴェルデの生産か、トウモロコシの栽培で生計を立てている。

アツォンパ遺跡はモンテアルバンの衛星都市だった

オアハカのアツォンパ村の天使

写真:道路の角などに設置されている神様。その天井にあった天使の像も、バロ・ヴェルデで作られていた。

紀元後650年から850年代に人々が住み始めた村で、モンテアルバンの町が大きくなって、モンテアルバンの衛星都市として作られたのが、アツォンパ。

アツォンパ村は、丘の中腹に作られて、ミステコ族からの攻撃を防ぐための防波堤としての機能も果たしていた。

スペイン人の支配の後で”アツォンパ”と呼ばれるようになり、ナワトルの言葉で”水の大元の場所”という意味があるそうだ。

一度は訪れたいアツォンパ遺跡

オアハカのアツォンパ遺跡

2009年に一般公開されたアツォンパ遺跡。

この遺跡はとてもユニークで、モンテアルバン遺跡でも二つしかない球技場。しかし、モンテアルバン遺跡に比べて規模がかなり小さいアツォンパ遺跡には、なんと三つもある競技場

などなど、訪れてみると規模も中々大きな都市だったことが分かる。

遺跡についてのまとめはこちら

アツォンパ村で行われる伝統的なイベント

・ゲラゲッツァ

毎年7月にオアハカで開催される、ゲラゲッツァ。アツォンパ村でも、ゲラゲッツァのイベントが開かれる。

伝統料理、お酒、伝統のダンスで盛り上がる。

・死者の日

10月31日に、死者の日のお祭りがアツォンパで行われる。、メキシカンマリーゴールドでお墓が飾られる。31日の朝には、バンドが音楽を奏でて、お茶やコーヒーが振る舞われる。

11月1日には、家族みんなでモーレ、タマーレス、豆”フリホーレス”を食べるのが伝統。 

11月2日は、”名付け子、教子の日”または、”共同育児する親(離婚後も、双方の親が子どもの扶養・育児を平等に行うこと。)の日”とも言われ、死者の日のパン”パン・デ・ムエルト”を食し、チョコラテを飲み、フルーツを食べる。

そしてこの日に、魂があの世へ帰っていくと考えられている。 

死者の日の記事はこちら

・ラス ポサダス/ Las Posadas

“champurrado”と呼ばれる特別なアトーレで、お祝いをする。

最後に

オアハカのアツォンパ村の陶器を売るお店

アツォンパ村の様に、小さなコミュニティ一つを取り上げても、興味深い歴史やストーリーが残っている。

一つの産業をとっても、たくさんの人が関わってきて、コミュニティ全体の経済を支えている。

オアハカにはそういった小さなコミュニティーがたくさんあって、知れば知るほど、また新しい情報が入ってきて、行きたい場所が増えてくる。

なので、全然動けない!!

もうすぐ(2週間以内?)にはオアハカを出発して、サンクリストバル方面に向かいますが、オアハカはまだまだ見所があって、まだまだ書くこともたくさんありそう。

これからの予定としては、

11月

・San Jose del Pacifico(サンホセデルパシフィコ)

・San Cristobal las Casas(サンクリストバル・ラスカサス)

・GuatemalaたぶんXelaに数日~サンクリに戻る

・Campeche(カンペチェ)

12月

・Campeche(カンペチェ)

・Merida(メリダ)

・Tulum(トゥルム)

といった感じでユカタン半島を二人旅予定。

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もしお近くにいる場合は、是非声を掛けください!ビールでも飲みましょ~。

では良い旅を!

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