【おすすめ旅本】旅人こそ読むべき本リスト/旅がより面白くなる+ビデオも

旅をしていると、いろんな国の人と話す機会がある。その時に、ある程度の知識は必要で、国際情勢や今全世界で起こっている問題についてなど議論することもある。

まずは知ること。

ネットで最新情報を収集することも大切だけれど、やっぱり本を読むのが一番。

今回は、私が感銘を受けたり勉強になったと思った本をまとめてみた。

途上国に行く人に

絶対貧困―世界リアル貧困学講義 (新潮文庫) by 石井 光太

とても衝撃的だった内容で、読んだのは何年も前だけれど今でも覚えている。

貧困とは何か。お金がなくても豊かに暮らす方法はある。

貧困だから悪い。と言うわけではなく、第三者の作者が実際に現地に行って現地の人と暮らして、感じたこと、事実をかなりポップに描いている。

大陸別でストリートに暮らす人々の比較などもしていて、それがとても面白かった。

レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫) by 石井 光太

こちらも同じ作者の本。

レンタルチャイルドと呼ばれるシステムがインドに存在する。このメンタルチャイルドを細かに取材している。

文字通り子供をレンタルするシステムで、物乞いをするときに子供がいる方がお金が稼げるから、マフィアが小さな子供を誘拐してきて、その子供を貸し出すと言う仕組み。

貸し出された子供に愛情が芽生えないようにするシステムだったり、レンタルされた子供を本当に子供のように愛してしまったお母さんの話など。

JR: My wish: Use art to turn the world inside out

フランス人の写真家が世界中で現地の人たちの顔写真を取り、大きくプリントして壁に貼り付けるということをしている。

メッセージ性が強く、写真のコンセプトがとても面白かった。

ある国での活動ストーリー

ある隣り合った中東の国で、お互いがお互いの国の人を意味嫌っている場所がある。彼は同じ職業の隣り合った国々の人々の顔写真を撮って、大きくプリントして、国境のある壁に横に並べて貼り付けていた。

道行く人々は彼らが何をしているか分からないので、

「何をしているの?」

と聞いてくるそうだ。そんな時に答えるのは、

「こちらの国と向こうの国の同じ職業の人を並べて貼っているんだよ。ところで、どちらの国の人かわかる?」

嫌いなはずのお隣の国の人という固定観念

誰もどちらの国の人か答えられなかったストーリー。この話で面白いのは、”国”の括りで向こうの国の人は嫌いと思っているが、ただ個人になると結局同じ人になると。

誰が勝手に国境を決めて、そのルールの中で暮らしているけれど、そもそも国で個人を判断するなんて馬鹿げている。

そんなことを考えさせられるスピーチだった。

旅人の鉄板本といえば

深夜特急 by 沢木耕太郎

定番中の定番と言えば深夜特急。数十年前のインターネットがない時代にバックパッカーをしている作者本人の旅行記。

やっぱり旅人のバイブルと言われる位の本だけあって、文章からもその国に入る臨場感が伝わってくる。

三国志 by 吉川 英治

大昔の中国の戦乱の世の中を、旅して戦う英雄たちを描いたもの。キャラクター一人ひとりに個性があって、個人的に好きなのは悪役として描かれる曹操。

彼はかなり冷酷で、長年仕える部下も心から信用することができない。メリットを感じなければすぐに人も殺す。

とても残虐に描かれるが、すごく人間らしいで、劉備の義兄弟をある関羽を自分の配下にしようと目論見のだけれど、うまくいわけもなく、あの手この手を使う。

曹操と関羽のやりとりが、個人的にはすごい好き。

映画も相当かっこいい

本読むのが長すぎる!という人には、金城武が孔明役をしていて超かっこいい”レッドクリフ”がおすすめ。

映像も迫力満点。

更に、三国志のテレビシリーズも私は3回も観た

これはまじで長いので、覚悟が必要だけど、かなり面白い。クオリティの高い仕上がりになっていて、制作にだいぶお金もかかっていそう。

面白過ぎて、3回は観たテレビシリーズ。ストーリーの映像は頭に入っているので、3回目は音声だけ聞きながら縫製の仕事をしていた私はぼちぼち強者レベルに行けたと思う。

日本の戦争の歴史も頭に入れておくべき

新版 悪魔の飽食 日本細菌戦部隊の恐怖の実像! (角川文庫)

戦争の最中で日本軍が行っていた衝撃的な細菌を兵器にするための研究機関があった。

中国やロシアから捕まえてきた捕虜や、一般人を実験と題して殺しまくる。ありとあらゆる細菌を使った実験が、事細かに表されていて、相当えぐい。

実験台として使われる人々はマルタと呼ばれ、もちろん彼らは人としては扱われない。マルタは”丸太”からきている。

教科書や授業では絶対に教えてもらえない、日本軍が戦争中に行っていた事実。

フィリピンのマニラには、要塞が博物館になっている場所があって、そこには蝋人形が設置してあり、当時日本軍が支配していて、そこで行われたことが今でも展示してある。

台湾では慰安婦の博物館もあって、世界中に私たちの先祖が行った黒歴史を伝えるものが残っている。

そういった歴史も知った上で、どう自分が考えるのか、どういう風に国際社会を生きるのか考えるきっかけになると思います。

とにかく、まず知ること。

今時の旅人本

旅と英語とギターと仕事 オーストラリア放浪記1: サンシャインコースト・ブリスベン・サーファーズパラダイス・ニンビン・バイロンベイ (らぼらとり出版) by まいるす・ゑびす

旅をしていて、出会ったこと、考えたこと、大きな大事件が起こったりはしないけれど、のんびりと旅をする作者の旅スタイルは私の生活に見ていて、共感を持つことも多かった。

著者の行ったところに行ってみたいなーと思える本。シリーズになっていて、インド編なんかもある。

私は、直接本人にメッセージを送ったりはしたことないけど、とても面白かったのと、Twitterで本人を発見してしまい”面白かったです”とメッセージを送った唯一の人。

このことがきっかけで、東京でお会いすることができ、本で感じたようにとても面白い方だった。今ではよき相談相手。

最後に

特に今はコロナウィルスの影響で、外出せずに家にいることが求められていて、せっかくなので勉強したり本を読んだりする時間にあてる。

いつもは読まないような本も、挑戦してみたい。

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