【ベトナム・メコンデルタ】カントーの100%ドローカル迫力の水上マーケットへ

ベトナムの間とはメコンデルタエリアの中では1番大きな都市。

カントーの名前の由来は”川の詩”もしくは、”東の都市”と言う意味がある。

カントーで有名なのはやっぱり、巨大な水上マーケット。そして、仏教寺院、新鮮なフルーツやローカルフード。

ここの水上マーケットは、100%ローカル水上マーケットで、かなり業者っぽい。ダウンタウン自体はあまり大きくはなく、マーケットも数カ所にぎゅっと凝縮されている。

今回は、ローカル旅好きに送る写真多めのカントー旅の模様です!

カントー概要

まずはベトナムのカントー基本情報について。

【カントーの場所】

ホーチミンからバスで3時間と、アクセスも楽。

田舎町かと思いきや、けっこう大きな都市で、メコン川のすぐ横にビルが並んでいた。

【気候】雨が多い!

1年に2度の雨季があり、5月から11月が雨季。そして乾季がやってくる。

その次に12月から4月までがまた雨季。年間の平均湿度は83%にもなり、雨も多い。平均気温は27度。

今回の旅の舞台になるのが、大きなメコン川。川があるので水の多い地域だ。

【カントーの観光名所】ライスペーパー工場と水上マーケット

メコンデルタと呼ばれるメコン川に沿った大きな都市群の一部で、水上マーケットとライスペーパー工場が大きな目玉。

2011年にはカントー国際空港も建設された。ホーチミンシティからは169kmもの距離があり、ちょっとした片田舎の都市って感じ。

カントーの水上マーケットの中に入るツアーに参加・内容

カントーといえば、水上マーケットツアーが有名らしく、他とは違った迫力があった。私も泊まっていた宿が開催しているツアーに参加したので、実際に体験したツアーの内容を紹介します。

水上マーケット / Cai Rang Floating Market はフェイクじゃない


カントーの見どころは、なんといっても超ドローカルな水上マーケット!

私がこうもカントーの水上マーケットを押す理由は、完全にローカルの人向けに始まったマーケットだから。というのも、多くのタイなどにある水上マーケットは観光向けに作られた、言わば偽物フェイクの水上マーケットだったりする。

ベトナムの人の日常が見れる

水上で暮らす人も多いのか、生活臭が漂ってくる感じがまたいいい。洗濯物が干してあったり(乾くのか?)、おばちゃんたちが船の上で井戸端会議をしている。

漁船も発見

これは漁船かなぁと思うのだけど、このネットでどうやって魚を採るのか興味がある。上下に動く仕様になっているんだろうか。

こうして、船の上でも多種多様な業種があって、それぞれに別のスキルがあるわけで、見ていて面白い。

売っているものがすぐに分かる方法

この、船の先端に棒が突き刺さっていて、その棒には売られているものが刺さって並べられている。

”ここでこれを売ってますよ”

という中々ダイナミックで原始的な表現方法。

看板とかはなくて、実際のものを挿すというのがユニーク。

 

ベトナムカントーの水上マーケット

大家族でも住めそうな大きな船に、大量の野菜が詰め込まれていた。ときには丸々一艘パイナップルだらけの船もあった。

一週間に一度、下流の町へ行って仕入れをして、他の日はここで個人でお店をしている人々などに売っている。

どうだ!100%ローカル水上マーケットという意味がお分かりになったはず。

今では、観光も大きな収入になっているのかもしれないけど、メインはまだまだローカルの人向けにやってる商いだ。

 

ライスペーパー工場見学

ベトナムカントーのライスペーパー工場

水上マーケットを抜けて少し奥に連れて行ってもらった。船を降りるように言われ、お土産屋さんみたいな場所へ。

中に入っていくと、1人の女性が蒸気がモクモク立ち上がるクレープ代みたいなものの上で、ライスペーパーを1枚1枚焼いている。

その横に立って、宿のスタッフ間今回のツアーガイドの男の子が英語で説明をしてくれる。

カントー 水上マーケット ベトナム

女性が焼いたライスペーパーを広げて並べるスペースがあったり、乾ききったライスペーパーをカットして麺にする機械など、様々な工程を見せてくれた。

一つ一つ手作業というところも、ぐっときた。

一緒に来ていた別の観光客はいくつかの工程を実際にやらしてもらっていた。

立ち込める蒸気の中で作業をする、ベトナム帽子のおばちゃんがなんともかっこよかった。

チアンビンローカルマーケット / Chợ An Bình

カントー マーケット ベトナム

水上マーケットだけでなく、地上のローカルマーケットにも連れて行ってくれた。

ツアーに行く前に、すでに1人で、自転車でこのマーケットは来ていたのだけど、水上マーケットと地上のローカルマーケットのコントラストが面白い。

水上マーケットは早朝に行かないと見れないが、ここのマーケットはいつ行ってもやっていた。

なんとなく昭和を空気感を感じるのは私だけだろうか。売ってるものとか、おばちゃんたちの立ち振る舞いとか。

ファームで手漕ぎボート / NhàVườnSongKhánh

かなりてんこ盛りで、大満足のツアーだったが、さらにローカルのファームにも連れて行ってくれた。

これで1人10ドルはすごく安いと思う。

ファームの中を歩いて、オレンジなどが栽培されていた。ここのファームの面白いところは、栽培されている畝と畝の間に川が流れているところだ。

小さな2人用の船で、その川を行ったり来たり。

一緒に来ていたカナダ人の男性が喜んで漕いでくれたので、私はただ座っているだけで写真を取れてラッキーだった。

さすが湖の多い国から来たカナディアン!

最後にはパイナップルを食べさせてくれた

かなりお腹いっぱいだったけど、最後の最後にはパイナップルを目の前で切って、それを丸々食べさせてもらった。

その場で食べられるというのも、マーケットの醍醐味。

ツアーの参加方法・カントーの宿や、アクセス方法

ツアー参加はどこの宿でも申し込める?

ベトナムカントーの水上マーケット

どこの宿に泊まっても、ツアーを申し込めると思います。10ドルでめちゃくちゃ満足の行く水上マーケットツアーだった。

宿からスタートしたツアーで朝食付きで、10ドルで参加できた。かなり盛り沢山の内容で、大満足だった。

私も、泊まっていた宿の人から聞いてツアーに参加することを決めたので。

もし宿にそういったツアーがなければ、町に出ると港にいくつかツアー会社がありました。そこでスケジュールを聞いてみよう!

マーケットに行くと、声をかけてくる人もいるので、値段を比べたらそれが一番安く行く手段かと思う。

カントーの素敵宿/ ホームトラベルメコンカントーン

ホームトラベルメコンカントーン

という宿でお世話になった。

素敵なスタッフさんたちで、ここで働いていたフランス人の旅人と仲良くなった。英語もベトナム語もあまり話さない彼が、なぜここに行きついたかは疑問だけど、ここのバンガローを作る手伝いをしているそうだ。

バイクでダウンタウンに連れて行ってくれたり、お菓子を買ってきてくれたり、ジェントルマン!

宿の横には川が流れていて、そこからツアーが始まる。

少し郊外にあるので、自転車を無料で貸してくれる。歩いて5分くらいのところに、水やスナックなどを売っている売店あり。

カントーへの行き方 バス

Powered by 12Go Asia system

大体の料金はここで調べられる。

12.go

私が乗ったのは、120,000ドン(560円)だった。3時間あまりのバス旅。

大手のバス会社 FUTA BUS , thanh buoi

ぜひスリーピングバスというのに乗ってみて欲しい。

超!超快適。シートが、既に倒れている状態で、足も延ばせる。横になって旅ができる。

あと、バスは毎時間あってすぐに乗ることができた。

宿から歩いて、まずはここの小さなバス停へ。そこでバンに乗って、大きなバス停まで無料で行ってくれた。

カントーで到着したのはこの駅。

ここからバイクタクシーで宿へ向かったのだけど、若干ぼったくられた。値段交渉してなんとか40,000ドンで手を打ったけど、ホステルのお兄さんに聞いたら、

「高くても、まあ30,000ドンくらいが相場かな」

と言われた。だからバイクタクシーも、トゥクトゥクも嫌い!

雰囲気が分かるはず!な動画はこちら

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