チェンライの”青い寺”が怪しくてびっくりだった・行き方も

東南アジア旅行の中でも、ぐだぐだとしてしまって結果的に長期滞在になってしまったチェンライ。
ラオスから抜けてきたことで、Wi-Fiの速度が急激に上がり写真をアップロードしたりブログを書いたりするのが楽しくて、ついついホステルに引きこもってパソコンでカタカタしていた。
Wi-Fi以外にも、チェンライの街の雰囲気がすごく気にいって、というのもまだまだ観光地と言うよりローカル感があって、その空気感が素敵だった。
そんな私の大好きになったチェンライですが、ここで青い寺に行ってみたらその怪しさに驚いた。あまりにアーティスティックすぎると言うか、色がどぎつい!いろんな意味で面白いお寺だったので、私のブログでも紹介しておきます!
チェンライに行ったら必ず訪れたいお寺の一つ。
1 青い寺 / WAT RONG SUEA TEN, THE BLUE TEMPLE
真っ青なブルーで、白い寺と並んで大人気な観光スポット。まだまだ新しいお寺で、なんだかキラキラというよりギラギラしていて、お寺と呼べるのかどうか若干微妙だなと初めは思った。
それぐらいギラギラ感があって、設置してある仏像もなんだかユニバーサルスタジオなんかに出てきそうな、モンスターみたいに見えた。
しかし中に入ると、タイの人々はしっかりとお祈りをしている。やっぱりれっきとしたお寺なんだなとその時感じた。お寺の定義なんて何だっていい。祈る人がいて、祈られるその仏像や施設の存在が大事なわけで。
2 青い寺の正式名称Wat Rong Sues Tenとは?
観光客には、青い寺・ブルーテンプルと呼ばれているが、ちゃんと正式名称も存在している。Wat Rong Sues Tenというのが正式名称で、意味は”踊る虎の家”と言う意味。
”rong”が、タイ語で家を表し、”suea”が虎。そして、”ten”が躍る。を意味する。
近くの川で虎がよく見られたからと言うところからこの名前がつけられたそう。入り口にも大きく口を開けた虎のモニュメントがあった。
3 青い寺は村人たちのお祈りをするスペースのために作られた
1996年に、村の人々はここにもともとあったお寺を改築しようとプロジェクトを始めた。
お祈りや瞑想をするための場所がなかったためだ。
そして2005年の10月にプロジェクトは開始され、2016年1月にようやく完成した。しかし1部はいまだに完成せずに進行中。
4 Putha Kabkaewという人物が手掛けた
実はこの青い寺、あの白い寺とも関係がある。デザインを手がけたPutha Kabkaewという人物は、 白い寺を作り続けているChalermchai Kositpipatの生徒さんだった。コンセプトや雰囲気が似ているのは、 大きな影響を受けていることがわかる。
白い寺について書いた時にChalermchai Kositpipatの記事を読んだし、白い寺の横にあったアーティストの原画展にも足を運んだが、ものすごく芸術に対して伝統に対しての情熱を感じた。
5 青い寺は施設内も撮影可能
ホワイトテンプル白い寺の中では、撮影は禁止になっている。なので建物の外からしか写真が取れない。
その点、この青い寺は、中でも撮影が可能。中に入るとブルーライトで照らされた真っ白の仏陀が座っている。
仏像の右手は地を指している。これは地球に触れていることを表していて、悟りを開いた事を表すポーズ。仏像ではよく見られるポーズの一つ。
壁や天井がビビットなブルー!!あまりにも彩度が高い色だらけなので、若干目がチカチカするような。このチカチカするまでに鮮やかな青い色は、知恵・無限性・治癒力を表している。
6 怪しげな像の数々
羽が生えている天使のような仏像まで!ここまで来ると、もう何が何だかわからない。ただこういうクリエイティビティが面白くて、こうして沢山の観光客が集まるんだなと思う。
玄関の前には、水晶の玉が埋め込まれた支柱があったり、不思議世界に迷い込んだ感じを味あわせてくれる。
7 かなりの人気スポットで、人混みが嫌なら朝一に行くべき
ダウンタウンから離れているし、かなり新しいお寺なのでそこまで観光客はいないだろうと鷹をくくっていた。しかしそれは全くの間違いだった。
大きな観光バスで団体で入っている人もいたし、トゥクトゥクやソンテウを使って家族で来ている欧米人観光客も多かった。さらには地元の人もいたし、私が行ったのは昼過ぎだったので余計に混み合う時間だったのかもしれない。
写真を撮ってもとにかく人が写り込んできてしまうので、できるだけ朝早くに行った方が良さそう。
8 青い寺の場所と行き方
入場料は無料だが、ドネーションボックスが設置してある。寄付形式。
ダウンタウンからは少し離れていて、Rimkokという地域の中に突然この奇妙なお寺が出現する。
お寺なので、着ていく服にも注意が必要。肩が出ていたり、膝が出ているとダメ。
私は宿で自転車を借りて行ったが、多くの人はトゥクトゥクやタクシーなどで来ていた。 ダウンタウンからは乗り物を使えば15分ほど。 ナイトバザールからは歩いて40分ほど。朝早ければ歩いて行っても気持ちいい。
私が行った日は超暑くて、自転車で行ったもんだからすぐにへとへとになってしまった。しかし、お寺の敷地の中にはジュースを売っている売店やアイスクリームを売っていて、休憩する場所もあった。お坊さん達も暑いのか、のんびりとアイスクリームを食べていた。
あまりに暑いこともあって、なるべく朝早くに行くことをおすすめする。
時間:6:00~19:00
入場料:無料(寄付)
動画も撮ってみた
お寺に行った時の動画!