デジタルノマドたちは、なぜチェンマイに集まるのか

タイのチェンマイは、ノマドワーカーたちに人気の街だ。私がここへ来たのも、彼らの生活が少しでも見えるかなと思ったからだ。
滞在期間が短いためか、知り合いを作るのは難しかったけど、ノマドワーカーが集まる有名なカフェに行ってきた。
やはり有名なだけあって、パソコンを持ち込んでカタカタやってるノマドワーカーたちが大量にいた。
皆さん真剣にお仕事。ここに集まるノマドワーカーたちは、9割以上は白人。今回なぜこのチェンマイにノマドワーカーの人たちが集まるか考察。
コミュニティが既にできてる Community of Digital Nomad people
先駆者たちの欧米人デジタルノマドたちが数年前からここに住みつきだして、既に大きなコミュニティが出来上がっている。
フェイスブックページも盛んに投稿されているし、町の中でミートアップやスキルアップのクラスが開催される事も多い。それが既にビジネスになっているからすごい。
カフェに行けば顔見知りに会うことも少なくないだろう。
ノマドが集まる有名カフェにもいってみたけど、みなさん真剣にお仕事していて、一緒に集中して仕事ができた。環境大切。
これで、同じ様な考え方を持つ仲間がいれば、よりアイデアが生まれてくるかもしれない。
FB コミュニティ
(私も参加してます。)
インターネットのスピード Speed of internet

ラオスからタイ(ルアンパバーンからチェンライへ)に入ったときに、1番の驚きはインターネットのスピードだ。あまりに早くてびっくりしたことを覚えている。
「wifi爆速やん!!!!」
って興奮しました。
カフェや宿に入って、Wi-Fiに繋げるとかなりの確率で5Gと書いてあって、速度は速い。本当に5Gなのかは疑問。
私は、大量の大きいデータの写真を頻繁にアップロードするけど、全く問題なくサクサクアップロードできる。
価格と質 Price and good quality

宿も、ご飯も、バスも日本に比べて3分の1かそれ以下のコストで生活ができる。
しかも、ご飯はおいしいし、安宿だとしてもきれいなところが多い。
今100円が大体28バーツだ。逆に1000バーツが3530円位。1000バーツあれば2日ぐらいは余裕で暮らせる。
写真の場所はケーブロッジという、チェンマイから北に6時間ほどの小さな村に突如現れるオアシスの様な宿。伝統ハーブサウナが素晴らしすぎた。
生活費の安さ Cost of living

東南アジアの良いところは、生活費が安いところだと言うのは世界中誰もが知るところだ。
ローカルマーケットもローカルフードが楽しめるし、多種多様世界各国からの料理が並んでいる。しかもやはり安い。
1. 宿、アパート、コンドミニアム Acommodation, apartment and condo

写真の宿は、チェンライで10日くらいお世話になった宿。オーナー夫婦が素敵すぎて、ついうっかり長居。
安いし、朝ご飯にフルーツとか用意してくれてて勝手に食べれたし、最終的には仲良くなりすぎて日本食レストランまで連れて行ってくれた。家族みたいに感じられる数少ない宿。
そして、今これを書いているチェンマイで私が今泊まっているドミトリーのベット1つの値段は、120バーツ(日本円で400円以下)。
朝ご飯までついてくる。スライスされた食パンが置いてあって、自分で焼いてバターも用意されている。コーヒーはないが、ティーパックは用意されていて、常時お湯も用意してくれている。
プライベートルームの1ヵ月の料金は大体4,000から20,000バーツで、日本円にすると14,000円から70,000円位で1部屋借りられる。
場所によるけれど、プールがついていたりチームがついていたり、お掃除してくれる人がいたり、もちろんWi-Fiがついているところも。
エアコンは1000から2000バーツが相場。
2. 食事のコスト Food cost
動画はチェンマイの土曜市サタディナイトマーケットの様子を。始めは寺ばかりなので、10分くらいとばしたら市場の様子が出てますよ。
タイと言えば、屋台のローカルフード。毎日食べてもバラエティーがたくさんあるので全然飽きない。
一食あたり35から50バーツ位(¥120~180)で食べられる。
そしてとても気に入っているのは、フルーツシェイク。
マンゴーをまるまる1つ切ってシェイクを作ってくれる。それが大体25~50バーツ位。
マンゴー以外にも、アボカドシェイクや、パッションフルーツシェイクなど様々なバリエーションがある。
3. お酒 Alcohol

320ミリのローカルビールで、セブンイレブンで買うと39バーツ(¥140)。
500ミリの少し大きいボトルを買うと55 バーツ。レストランなどで飲むと80から120バーツ位。
輸入されたビールは少し高いがハイネケンで85バーツ位。
生ローカルビールおいしいので全く問題無し。
ただお酒を変える時間は決められているので、注意。お昼は買えません。夕方5時からのはず。
4. 自転車とバイク Bicycle and moter-bike
レンタルショップがそこら中にあって、自転車は1日50バーツ(¥180)、バイクは1日200バーツ(¥700)が相場。ガソリンは、自分で入れる方式。
バイクを1ヵ月借りようと思うと、1500から2500バーツ(¥5,000~9,000)が相場。
5. 携帯電話 Mobile phone
無制限データ通信で、299バーツから999バーツ(¥1,000~3,500)で1ヵ月契約できる。電話自体も、安いものだと1000バーツで買うことができる。
私は特にどこの国に行っても契約をすることは少ないので、必要性を感じないけど、このAISという会社が人気みたい。
http://www.ais.co.th/one-2-call/en/
最後に
居心地がよくて、移住者の多いタイ。
多くなりすぎで政府が受け入れを厳しくしている背景もあるが、それでも私たちはノービザで1か月滞在できる。最近は飛行機だって安い。
インターネットの恩恵で、いろんな働き方とライフスタイルが享受できる時代。日本にいなくたって、家にいて職場に毎日通わなくたって食っていく方法は見つかる。
タイで出会う欧米人たちは、タイの方が幸せに暮らせる。と話す。
幸せはもちろん人それぞれだけど、ここに足を運んで住んでみる価値はある。
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