【ロサンゼルス/アメリカ】グリフィス天文台で夜景を撮影

土曜日の夕方、バスを乗り継いでロサンゼルスの有名な観光スポットであるグリフィス天文台に行ってみた。
あいにくの曇り空で、若干雨も降る中それでもものすごい人の量に驚きつつ、最終的には夜景もしっかり楽しめたので、とても良かった。
夜景スポットとしても人気だが、展示も凝ったものもあり、なかなか面白かった。
プラネタリウムもとても人気の、このグリフィス天文台を紹介!
1. 数々の映画のロケ地にもなっている
さすがにハリウッドからすぐ近くの天文台なだけあり、あまり映画を見ない私でも知っているような有名作品が、多数撮影されている。
・ バックトゥザフューチャー (1985)
・バックトゥザフューチャー2 (1989)
・トランスフォーマー (2007)
・イエスマン (2008)
・ターミネーター4 (2009)
・ステイ・フレンズ/ Friends with Benefits (2011)
・ターミネーター:新起動/ジェニシス (2015)
・ラ・ラ・ランド (2016)
などなど、有名映画作品の数々。
他にも、テレビシリーズにもグリフィス天文台はロケ地に使われていて、
・24
・アベンジャーズ
・スタートレック
・ザ・シンプソンズ
・ロッキージョーンズ・スペースレンジャー
数えきれないほどの作品がここで生み出されている。
⒉ ロサンゼルスの夜景が一望できる
グリフィス天文台で見逃せないのが、このロサンゼルスのダウンタウンの夜景。
さすがに人気みたいで、天気が悪いのに大変な人混みだった。アジア人の観光客が多い!
天気が良くて、星も見えたらものすごく感動するんだろうなぁと思いながら。
⒊ フーコーの振り子と宇宙について学ぶことができる展示がある
By Nbrouard – Own work, CC BY-SA 3.0, Link
玄関から入ると、はじめに大きな堀子が出迎えてくれる。
これはフーコーの振り子と呼ばれるもので、地球の自転の証明のために考案されたもの。1851年にパリで科学者のレオン・フーコーが公開実験を行ったことからこの名前がついている。
このグリフィス天文台に作られた振り子も、かなり大きな装置。
施設の中には、宇宙にまつわることが学べる展示がいくつも置いてあった。
太陽の活動のタイムラプス動画や、昔の人がどうやって時間を計っていたか。日食はどうやって起こるのか。などといった展示。正直人が多すぎてじっくり見られなかった。
⒋ グリフィス天文台の歴史と人物
もともとはスペイン領だった場所で、ランチョロスフェリスと言う地名だった。
・グリフィスという人物
By Unknown – http://photos.lapl.org/carlweb/jsp/DoSearch?databaseID=968&index=w&terms=00043864, Public Domain, Link
グリフィス天文台のグリフィスと言うのは人の名前で、彼は1850年にイギリスのウェールズで生まれた。
まだ青年グリフィスが青年であった1865年に、アメリカに渡った。
彼はアメリカで、ジャーナリストそして採掘のアドバイザーとして働いていた。
1882年にグリフィスはロサンゼルスに戻ってきて、16キロ平方メートルものたちを買い占めた。そして彼と彼の妻は、そのうちの12.2キロ平方メートルの土地を公共の公園にしようと決断し、彼らの土地をロサンゼルスに寄付した。
ここまで読むと、グリフィス夫妻はなんて素晴らしい人々なんだろうと思うが、それもまた違う。1903年にグリフィスは自分の妻を銃で撃ってしまう。
・1903年9月3日の銃事件
サンタモニカへ長期休暇をとって旅行に行っていたグリフィス不在。銃で撃たれた妻は、命を落とさなかったものの、片目の視力を失ってしまった。
グリフィス自身はアルコールの問題があったそうだ。この事件で2年間の獄中生活をすることになった。
グリフィスが刑務所で生活している間、グリフィス夫妻の離婚は認められ、1906年12月3日に釈放された。
・釈放された後のクリスマスプレゼント
By User:Godfinger – https://en.wikipedia.org/wiki/File:Greek_Theater_2007.JPG, CC BY-SA 3.0, Link
そして1912年12月にはロサンゼルスへの2度目のクリスマスプレゼントとして、グリークシアターをグリフィスパークに立てることを提案。
しかし1919年7月6日に彼は内臓の病気でなくなってしまう。享年69歳。
彼の残した1,500,000ドルもの大金は、1929年に建てられたグリークシアターと、1935年に建てられたグリフィス天文台に費やされた。
そして今日こうして大きな観光スポットになっている。
グリフィスのお墓は、Hollywood Forever Cemeteryと言う場所に安置されている。
⒌ プラネタリウムが楽しめる
今回私はプラネタリウム入ることができなかったが、とても感動的なプラネタリウムらしい。
290席あり世界でも最高級のプラネタリウム。
現在は3つのショーが公開されている。
Centered in the Universe – Our re-opening show takes visitors on a journey of cosmic exploration and discovery.
: 宇宙の真ん中で- 宇宙探査と発見について。
Water Is Life – Our second program leads viewers on a search for water – and possibly life – beyond Earth.
: 命の水- 二つ目のプログラムは、”水”。生の可能性。地球を越える。
Light of the Valkyries – Our 75th anniversary show reveals the wonders of the northern lights.
ヴァルキリーの光: 75周年記念のショー。オーロラのついて。 ※ヴァルキリーとは、北欧の神話に登場する戦いの女性の半神。
via: http://www.griffithobservatory.org/programs/soplanetarium.html
展望台の中に入ったら、動き出した!ちょっとしたデモンストレーションをしてくれました。説明聞けなかったので、よくわかんなかったのが残念!
いや~、とにかくかっこいいね。
6. グリフィス天文台の場所と入場料
パブリックのバスが天文台の目の前まで出ている。バスにはDASH Observatoryと書かれていて、メトロレッドラインのVermont/Sunsetから出ている。
バス:大人/ 50セント, シニア/ 25セント, 4歳以下の子供/ 無料
時間:月曜~金曜/ 12:00~22:00, 土日/ 10:00~22:00
帰りにメトロの駅まで歩いたら、1時間くらいかかったけど、夜景も楽しみながらのハイキングだったので、気持ちよかった。
車で来ている人も多く、グリフィス天文台に続く道がずっと駐車場になっている。
駐車場:1時間 8-10ドル
グリフィス天文台入場料:無料
細かい情報は


Video of Griffith Observatory
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