シェラの温泉への行き方と、サンペドロララグーナからシェラへ【グアテマラ】

居心地の良かったサンペドロを出発し、いよいよグアテマラ第二の都市ケツァルテナンゴ(通称シェラ)へ!
中米グアテマラのもう一つの目玉と言っても過言ではない!サンペドロからシェラへの行き方と、シェラから温泉への行き方など。
元々シェラでは、スペイン語の学校に通えたらいいなと思っていたのだけど、なんせ寒い。
余りにも寒すぎて、3泊でギブアップだった。それでも、2日間も温泉に通って、久しぶりの浴槽を堪能できた。
温泉と言っても、日本らしいザ・温泉という感じはない。
どっちかというと、古い家のお風呂に入れてもらう。みたいな雰囲気で、今回行ったところは露天風呂でもなく、ただの部屋。
それでも、やっぱり久しぶりのお風呂は大変気持ちが良い。
ローカルバスでのサンペドロからシェラまでの行き方 / How to get to Xela from San Pedro in local way?

いよいろサンペドロ出発の日。
いつもバスが来ている道に出て、交通整理のお姉さんに
「シェラ行きのバスはどこから出てる?」
と聞くと、今は道が工事中で、一旦パナハッチェルにボートで行ってからでないと行けないそうだ。
まさかの事態。という事は、ほぼ隔離状態?
まずはサンペドロララグーナからパナハッチェルへ向かう
仕方ないので、バスは諦めてボートに乗ってパナハッチェルへ向かう(Q25)。
パナハッチェルからチキンバスに乗り込んでソロラ(Solola)に向かう(Q3)。
ソロラで乗り換える
ソロラでまた乗り換えをして、シェラに行きたいならまずはロス・エンクエントロス(Los Encuentros)へ行けと言われる。
何回乗り換えればいいんだ~。荷物がなければ楽だけど、いちいち積み下ろしをしなければいけない。
しかも、バスの屋根の上。
人がはしごによじ登って、よいしょーとかなり雑にバックパックを積んでくれる。
そしてまたロス・エンクエントロスで乗り換えて、やっとシェラに向かうバスが捕まえられる。
刻みまくって、若干遠回りもして、遂にシェラに到着。
いよいよお待ちかねの温泉へ!温泉へのシェラからの行き方 / Hot spring!!
昔々は病院だった場所が残っている

シェラのバスターミナルからZunil(スニル)行きのバスに乗って、Almoronga(アルモロンガ)という村を目指す。
村の奥にあるバニョスと呼ばれる場所で降ろしてもらう。スペイン語は、トイレも浴室も同じ言葉を使うので、なんだかちょっと変な感じがする。
そこに着いたら、3-4軒温泉宿または日帰り温泉施設が立ち並んでいる。
写真の場所は、昔は病院だった場所。廃墟っぽいけど、これも実はお風呂屋さんなのだ!!中も中々雰囲気のある場所。入ってみても誰もいなかった。
私たちが選んだお風呂屋さんはこちら

私たちが行ったのは、進行方向右側の2-3軒連なっている場所ではなくて、もう少し奥に行って左側にある施設に行った。
数軒見た感じ、一番綺麗だったからだ。

そこには、更にサウナも完備されていて、サウナはQ30で、普通のお風呂は1部屋Q20で入れてくれた。
サウナ:Q30
普通のお風呂一部屋:Q20
エリア一帯がお風呂屋さんだらけなのだ!

噂のバニョスはこのあたり一帯。何軒も連なって営業している。
私たちは、一軒一軒お風呂の場所を見せてもらって判断。多分、温度も少しづつ違うだろうし。
ここだよ!と降ろされたところのからすぐ見えるお店は、何となく全部ボロくて汚い感じがして、
「なんか、折角来たけど、どれも拍子抜けだな。。」
なんて失礼な事を思ってしまった。
でも、やっぱり日本の綺麗なお風呂と比べたらいけない。それでも、最後に見たところは一番良かった。
Zunil行きのバスはこの辺りから出発している(ガソリンスタンドのすぐ側)。
温泉まではチキンバスで片道Q3.5で、30分くらい。湯冷めするといけないので、より暖かめの恰好で行こう!
お風呂屋さんに行く時の注意点

アルモロンガはものすっごい田舎。田んぼ風景の広がる、のんびりとした集落といった感じ。ここに突然お風呂屋さんが現れる。
行く前に覚えておいてほしいのが、
- 風呂上がりに身体を冷やさないようにしっかり防寒対策を
- 時間制限がある
- タオルは自前で持っていく
- なんでもやってもらえると思っていたら大間違えだった
日本とは違うので、自分でお湯も張らないといけないし、タオルもないので持っていくべき。そして、やっぱり冷えるので、お風呂に入ってからしっかりと着込んで町に帰ろう。風邪ひいたら大変なのでね。
シェラで泊まった出来たばかりのホステル / Hostal in Xela
宿探しをしていて、見つけたお宿。
話を聞いてみたら、なんとオープンしたてだったそうで、なにもかもが新品だった。トイレにビニールまでかかっている!
そして、宿の人がとてもとてもいい人たちで、いつもニコニコして朝にはホットチョコレートを作ってくれて、帰ってきてからもまたホットチョコレートを振舞ってくれる。
残念ながらまだwifiがなかったのが玉に傷だけれど、数週間のうちに設置されるそうだ。
1部屋: Q120
トイレ・シャワー付き。キッチンも使える。
活気のないシェラのメルカド

ここは、今まで行った中で一番活気のないマーケットだった。
合計3回も行って、時間帯も変えてみたけど結果同じ。そして、オープンが8時とメルカドの割りに遅いし、オープンの時間もかなり閑散としていた。
行った時期が悪かったのかな?
最後に
シェラは、予想以上に寒い!
し、あまり見たいものも見つからなかった。
ただ、かなり大きな都会なので住むには便利かもしれない。寒さに負けて3泊以上はできずに、次の町トドス・サントス・クチュマタンへ。
ここでの最大の目的は温泉を楽しむ事だったので、それは大満足に達成できました!
シェラに行ったらぜひ温泉は楽しむべし。