ケベックのファーストネーション”ヒューロン族”の場所で学んだ事、感じたカナダ歴史の闇。 SITE TRADITIONNEL HURON

ケベックシティの少し北側にあるワンダクという村に行ってきた。バスで30分くらいなので、アクセスもそんなに不便ではない。

 

 

 

この村には、ネイティブアメリカンの場所でもあり、今回の旅でトラディショナルサイトという彼らの生活や歴史などを伝える所へ行ってみた。

 

下調べを少ししていた時に、グーグルマップの評価が割と良かったので、特に気になった。というのも、ケベックの周りって、車がないと行けないところばかりなので、車のない私たちの状況を考えると中々選択範囲が狭いんだけども、、。


バスで行ける場所で、ちょっと変わり種がいいなと思っていた時に、見つけれた。

ケベックに住んでいたファーストネーション”ヒューロン族”のいる場所へ。

行ってみると、意外と?人がいる。

 

あんなに偏狭な場所にあるのに、、、。バイクのツーリングの途中で寄ったようないい年のカップルやら、若いカップルやら、おばちゃんグループやら。。。意外に、知られている様子。

 

まず受付で、入場料を払って、ガイドツアーの時間を教えてくれる。ガイドツアーは、入場料に含まれるので、参加してもしなくても自由だけど、折角なので参加。


時間まで少しあったので、周辺をぶらっと。

 

といっても、思ったより小さくて、小学校の校庭の半分くらいの敷地の中にレストランと、お土産屋さんと、住居だった場所と、小さな小屋が2~3個ある感じ。

2世帯が一緒に暮らしていたというお家。

 

個人のプライバシーという概念はなかったみたいで、みんなで一緒に暮らすスタイル。

 

まあ、昔の日本もそうだったか。。

 

ここで、何故か恋愛の話になって、絶対に違う村?の人じゃないとカップルになれなくて、女の子に相手を決める決定権があったらしい。

 

余りに血筋が近いと、障害を持つ子供が生まれる。

という理由もあるのかな、、なんて、考える。

 

中々出会いのない状況で、近場でパートナーを見つけるのを禁ずるのは、やっぱり何かそういった理由があったのではないだろうか。

ネイティブアメリカンらしいドリームキャッチャー

ドリームキャッチャーがどこにでもある。

 

真ん中の網の部分に、悪い夢が引っ掛かって、朝になるとビーズがその悪い夢を食べてくれる。

 

そして、良い夢だけ、下にぶら下がってる通常羽の部分から、真下で寝ている人の脳に、いい夢が落ちてくる。と、信じられている。

守り神のイヌシュクとは?

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イヌクシュクと呼ばれる、

北の方のファーストネーションの人々の作る石の像。

 

用途は諸説あるが、ここで教わったのは、人の形をしていて、腕の長い方が指している方向に村がある。というのを表しているそうだ。

 

季節ごとに旅をするファーストネーションの人々にとっては、こうしてところどころに印をつけて、森や自然の中でも迷わないように工夫していたんだろう。

ネイティブアメリカンのシャーマニズム

お面、、、。なんだけど、これはシャーマンが儀式をする時に使うお面だそうで、シャーマンには3種類の役割がある。

 

その役割毎にお面が決まっていて、


・体の中の病気を治す
・体の外(外傷?)を治す
・メンタル(精神的な病)を治す


と、この3種類の病を治す為のもの。

 

悪霊を追い出すために、インパクトのある表情にしてるらしいけど、なんだか可愛らしいと思ってしまうのは私だけ?

お土産屋さんもあった

 

敷地の中には、ものすごくしっかりとしたお土産屋さんがある。

 

しかも、ファーストネーションの居住地なので普段は15%かかる税金も無料!インディアングッズから、メープルシロップやら、割となんでも揃っていて驚いた。

カナダの中での、ファーストネーションの位置づけを考える

カナダの中での、ファーストネーションの人々の立場は正直弱いと感じる。

 

1500年代にフランス人が就職を始めて、その後でイギリスが支配した。

 

結局はヨーロッパからの欧米人に占領されて、ファーストネーションの人々は追いやられた。といった構造が見えてくる。

 

あくまでも、私の主観なので、それが事実かどうかは自分で確かめて欲しい。

 


しかし、ファーストネーションの保護地区と呼ばれる場所は、税金がかからなかったり、いろいろ優遇されている部分ある。あるけど、全体的に貧困層という話を聞く。


貧困に陥って、ドラッグやアルコールに依存する人も少なくない。モントリオールなんかでたむろしているホームレスも、ファーストネーションの人がよく見受けられる。

 

まだまだ沢山の問題を抱えつつ、一方で、失った自分たちの言語を取り戻そうといった動きが出て、子供たちに元々先祖が使っていた言葉を教えたり。

という試みが行われているのも事実。

 


今回おじゃましたヒューロン族も、白人が入ってきた時に、貿易が始まって、今までこの地になかった疫病がもたらされてほとんどが死んでしまったという。が、今は少しずつ人口も増えていっているそうだ。

 

そして、こういった場所を作って、人々に文化を伝えている。


インターネットが普及して、文化の壁が薄れるこの時代。

 

それが単に悪いというわけではないけど、これからの未来を創る若い世代が、もっと文化の大切さを認識して、素敵なユニークさを守っていける様になったらいいな~と今回考えさせられた。

MEMO

Web:
http://www.huron-wendat.qc.ca/

 

Hours:
9:00~17:00

 

アクセス:
ケベックシティのダウンタウンから市バスで1時間半程度。駅から20分くらい歩く。

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     JICAの青年海外協力隊として、東アフリカのタンザニアに行ったのが最初の海外生活。

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