写真映え抜群の黄色い町イサマルへ【メキシコ・メリダから】

まっ黄色の世界イサマルへの旅。
ニックネームは”ザ・イエロー・シティ”と呼ばれる。何故か。
それは行ってみて分かった。なぜなら、町全体が黄色で塗られていたからだ。不思議な世界だった。そして、写真映えがすごい!
町自体は小さく、小一時間もあればぐるりと一周できてしまうくらいの規模だったので、メリダからの小旅行としては丁度良かった。
更に、イサマルには休めのホステルが見つけられなかった。なので、泊まりはしなかったけど、これから増えていくかもしれない。
今のところは、近くの観光都市である、メリダかバジャドリから日帰りで行くのがおすすめ。
イサマルについて Izamal

イサマルはメキシコのユカタン半島にある小さな町。
メリダから東へ72kmの場所にあり、バスで1時間半くらい。人口は約15,100人ほど。
”イエロー・シティ(黄色の町)”とも”シティ・オブ・ヒルズ(丘の町)”とも呼ばれ、その名の通り町中が黄色い。丘は、ピラミッドがある方に小高い丘があるからか、そう呼ばれる。
イサマルの黄色い教会 Convento de San Antonio

スペインが支配していた頃、マヤのほとんどのピラミッドは壊されてしまった。
この教会は1561年に完成したのだが、当時の修道士がこの教会をマヤ寺院が作られていた石から作った。
当時のマヤの人たちの想いとは、どんなものだったんだろう。
それにしても、中の建築とやっぱり黄色で塗られた教会っていうのが面白い。
夜には、照明と音楽のショーが行われる。“Izamal, Ciudad Luz.”(8:00pmか8:30pmスタート 木曜~土曜) 今流行り?のビデオマッピングだ。
教会の中に入ると、前方に大きな祭壇があり、メキシコらしいマリア像が真ん中に座している。
教会の中には小さな美術館

その奥には、小さな美術館があり5ペソで入れる。
この美術館は、バチカンから1993年にローマ法王が見えた時の写真だったり、歴代のマリア像の衣装が飾られている。が、すべてスペイン語の説明書きだった。
手仕事の美術館 Museum of the Community

教会の前にある公園がCinco de Mayo Park、そしてその前にあるのがこのミュージアム・オブ・ザ・コミュニティーだ。
私は手作りのものだとか、クラフトのものが昔から好きなのでここは押さえておきたかった。

置いてあるものは、メリダで行ったクラフト美術館とそう変わりはなかったけれども、メリダとの違いは展示物の前にガラスで覆いがない事。
写真が撮りやすい!
あと、ショップも併設されていて、手間暇かけたクラフトの品が並ぶ。周りのお土産屋さんに比べたら高いけど、品質はいい。
イサマルのマヤ遺跡/キニク・カック・ムー Kinich Kak Moo

すこし北の方に歩いて行くと、メリダからのバス停から歩いて10分くらいの場所にマヤ時代からのピラミッドが残されている。
この地区は当時最大の都市であった。
考古学者が、イサマルはユカタンの中でも最も重要で、政治的にも素晴らしい社会を作っていたと推測されている。
大きくはないけど、猛暑の中だったので登るのは案外辛い。でも、ピラミッドに登るというのはなんだかロマンを感じずにはいられないわけです。
メリダからイサマルへの行き方とコスト

オリエンテバスで向かう。
往復でも購入可で、帰りのチケットはオープンチケットにしてくれて何時に使っても大丈夫だそう。
料金は片道28ペソ。
私はオリエンテバスターミナルから乗ったけど、ADOバスの駅からも出ている様子。