モントリオール2日間の弾丸ツアー!実際に周った、歴史を感じ教会を巡る旅

今回は友人のおっちーと二人でモントリオールとケベックシティを旅する。この記事で書いた2日間のモントリオールは観光名所をすべて網羅していると思う。

モントリオールの要点を抑えたい人には、参考になるかと思います!

遠い日本から、小学校時代からの友人おっちーが私の暮らしていたモントリオールに遊びに来てくれた。

おっちーはタンザニアにいた時にも遊びに来てくれて、一緒にザンジバル島に行ったり、

私がフィリピンに行った時も、おっちーの実家にしばらく滞在させてもらい、お互い国外で行き来してる感じだ。

1. 空港まで迎えに

金曜の仕事終わりにモントリオール空港まで迎えに行く。

空港のロビーって、結構面白くって、人の再会劇が見られて意外に感動的なシーンに出くわす。久しぶりに会ったであろうカップルや友人がハグをして、再会を喜ぶ。見てるだけで、なんか温かい気持ちになれる。

そんな私も、2年くらい会ってなかった友人に会えるのはとても嬉しい。

出てきたおっちーは顎にマスクを引っ提げて、日本人らしい登場。いつでもマスクって、日本人特有らしい。そして久々の再会を果たし、バス747に乗り込みモントリオールの自宅へ。

空港の出口のすぐ近くにある券売機でバスチケットが買える。便利なので、これで移動するのがおすすめ。

1日パス 10ドル

3日パス 18ドル

1週間パス 25ドル @OPUSというPASMO的なカード(6ドルを購入しないといけない)

バス番号”747”の空港シャトルに乗ると、グリーンラインの地下鉄の駅リオネル・グルーに到着する。

そこから自宅まで地下鉄とバスで移動。スイカを食べて、そのまま就寝。

2. モントリオール1日目 ダウンタウン~オールドモントリオール(旧市街)

セイント・ジェームス・ユナイテッド教会 St.James United Church

セイント・ジェームス・ユナイテッド教会 St.James United Church

この教会は、1889年6月に建築が終わった。ダウンタウンのマギル駅とプラス・デ・ザート駅の真ん中辺りにある大きな教会。実は職場がすぐ傍で、いつも眺めている。

モントリオールはカトリック系が多い中、この教会はプロテスタントの教会。

なので、そこまで装飾が豪華というわけではないが、祭壇の場所には大きなカサバン社製(ノートルダム大聖堂もカサバンのオルガン)のパイプオルガンが設置されていて迫力がある。

キリスト・チャーチ・カシドラル Christ Church Cathedral

キリスト・チャーチ・カシドラル Christ Church Cathedral

英国教会。この場所に一番初めのチャペルができたのが1814年。しかし、1856年に起きた火事で焼失してしまう。そして、今の形になって完成したのが1859年。

そして、塔の部分が元々石造りで1,600,000kgもあった。どんだけ重いんだよ!!

その為、あまりの重みで地盤沈下し教会が傾いてきた。そこで、1939~1940年まで大がかりが改修工事があり、石造りだった屋根部分はアルミ製になり軽量化されたという歴史がある。

地下に、そういった歴史を物語る展示があるので興味があれば見に行ってみるのもいいかもしれない。展示の他にも、実はこの教会の真下に、お土産屋さんだったり、ダララマ(ドララマ日本で言う100均)や、フードコート、地下鉄の駅まであり、便利な場所。

ランチは!!

途中イベントをやっていて、露店でケベック名物のプティーンを食する。

基本のプティーンはフライドポテトの上にグレービーソースとチーズが乗ってるのだが、今回のは豪華でポークが乗っていた。

名物料理なので、カロリーを気にしている人以外はトライしてみて。

マリア大聖堂 Mary, Queen of the World

マリア大聖堂 Mary, Queen of the World

ローマカトリックの教会で、フランスにあるサンピエトロ教会の縮小版。更に、ケベック州の中で3番目に大きな教会である。更に2000年にはカナダのナショナルヒストリックサイトにも登録された。

建物の上に、13体の像が設置されているのが印象的だが、モントリオールの教区を守る聖人が祀られている。

ローマ法王がお泊りになった教会でもある。

中には、モントリオールの基礎を築き歴史に名を残した英雄たちの絵や、初めてミサが行われた日の様子が描かれた絵画なども飾られていて、美術館の様でもある。

セイント・パトリック・バシリカ Saint Patrick`s Basilica 

セイント・パトリック・バシリカ Saint Patrick`s Basilica 

1843年に建築されたアイリッシュカナディアンの人々の教会。これだけ移民が多いから、そ

れぞれの教会にはそれぞれの人種が集まる様だ。

1817年に、沢山の移民がアイルランドから来た背景もあり、この教会が多くの人に愛された。

そして、モントリオールの中で英語を母国語とする人向けに作られた、一番古い教会になった。

ここもとても美しい教会なので、一度見てみると面白い。

ここから旧市街(モントリオールオールドタウン)へ

ベルリンの壁 Berlin Wall at InterContinental

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モントリオールの市内の中には、そこかしこにアートなモニュメントやら絵やら飾られていて、いつも新しい何かがある。

そんなパブリックアートの一つに、ベルリンの壁が飾られている場所がある。 ワールド・トレード・センター・モントリオール に設置されたベルリンの一枚の壁。

モントリオール350周年記念に、ベルリンから寄付されたもの。両側に描かれてる絵の違いで、当時の様子が想像できる。片方は自由を感じるカラフルな絵、片方は社会的抑圧を感じるほぼ何もないような隙間だらけの壁。。。

カフェ・クルー Cafe Crew 

カフェ・クルー Cafe Crew 

以前にも、モントリオールのおすすめカフェで紹介した場所で、当時の銀行そのままのカウンターを使っていたりして、内装がめっちゃかわいいカフェ。ここで休憩するのも有り。

天井が高くて、歴史の重みも感じつつ。

モントリオールノートルダム大聖堂 Notre-Dame Basilica Montreal

モントリオールノートルダム大聖堂 Notre-Dame Basilica Montreal

モントリオール観光の目玉。おっちーはとても感動してくれた様子だった。そして、驚きなのは観光客の数!!冬とは打って変わって、もう、人、人、人。。。

英語かフランス語が分かる人は、中でやってるフリーガイドツアーに参加するのをおすすめします。事細かに教えてくれて、面白い。

ステンドグラスの話も面白いし、とにかくこれほど美しい教会は中々ないと思う。


ジャックカルティエ広場 Place Jacques-Cartier

Detroit Photographic Company (0950).jpg


By Unknown – Beinecke Rare Book & Manuscript Library, Yale University ([1])., Public Domain, Link

昔の様子と、現在の様子。

港町として栄えたモントリオール。ここで、人々が忙しく商売をしていたのだろう。

今ではレストランやお土産屋さんが立ち並び、夏にはストリートパフォーマンスがいつも行われる。 丁度いい感じのパフォーマンスをやってたので、動画を撮らせてもらった。

街並みを描いた絵を売っているおじさんとか、手作りのアクセサリーを売っている人もいたりして楽しい。

坂を上っていくと、モントリオールで一番古い、ネルソン総督の像(1809年完成)がある。

ボンスクール・マーケット Bonsecours Market

ボンスクール・マーケット Bonsecours Market

1844年から建築が始まり、100年以上も、モントリオールのパブリックマーケットだった。更に、1849年にはカナダの議会もあり、歴史的な場所でもある。

現在では、メープルシロップの専門店や、絵を売るお店や、インディアンアートを扱うお店など、お土産探しにもいい。

ボンスクール教会 Notre-Dame-de-Bon-Secours Chapel

モントリオールのノートルダムボンスクール教会

1771年から建築が始まった、モントリオールで一番古い教会。

モントリオールの社会の基礎を作ったと言われている、ヴィル・マリーの一団の中にいたマーガレット・ブルジョアという女性がここで暮らしていた。

彼女は、教育を行った初めての人で、先住民に文字を教えたり、学校を建てたりして国づくりに貢献した女性。

19世紀には、船乗りの教会としても人々の信仰を集め、航海が安全にできる様に祈りを捧げる教会だった。チャペルの中には船の模型が飾られている。

モントリオール・シティホール Montreal City Hall

モントリオール・シティホール Montreal City Hall

1878年完成。しかし、1922年に起こった火事で建物の内部や歴史的絵画などがほぼすべて焼失し、内装は新しい。

そして、一番歴史的な瞬間は、1967年、当時のフランス大統領シャルル・ドゴールが演説をしたことが有名。

彼が絶叫した、

「自由ケベック!万歳!」

という言葉は後世にも語り継がれている。この演説によって、ケベックの独立運動が加速したと言われている。

カナダ政府としては、ケベックが独立するのは良しとしなかったようで、この演説の後、首都のオタワに行く予定だったドゴール前大統領は、急遽フランスに帰国せざる終えなくなったそう。

3. モントリオール2日目 セントジョセフ寺院、ジャンタロンマーケット

セントジョセフ礼拝堂 St.Joseph`s Oratory

Mass of St. Joseph`s Oratory, Montreal from Ai Nishino on Vimeo.

ブルーラインのCote-des-Neigesから歩いた。結構坂と階段を上がるので、しんどい。

この教会も以前にブログを書いた場所で、北米最大級の教会。

奇跡の人と呼ばれるアンドレ修道士がいて、足が不自由だったり、身体に悪い場所がある場合、彼のもとにいって一緒にお祈りをしたら治ったという伝説が残っている。

下の階のチャペルの横に松葉杖が沢山納められていたりして、本当の話だったのかなと思わせる。

上の階からはモントリオールの街並みが見下ろせるバルコニーがあって、風があって気持ちいい。記念撮影にも。

大きな聖堂には貼り付けになったキリストの像があり、裏側にもまわってみれる。

今回は幸運にもパイプオルガンと歌声の演奏が聞けた。

ジャンタロンマーケット Jean-Talon Market

ここは観光客も地元の人も来る、マーケット。フレッシュな海産物(ロブスターや牡蠣が美味しそうだった)や、ソーセージ、サラミ、チーズ、スモークドミート、プティーンなど、採れたて新鮮な野菜も並んでいて、ついつい買ってしまう。

今回はキノコ盛り合わせを購入!

そして、ここでモントリオール名物のスモークミートサンドウィッチを二人で食べる。最高ね。

観光スポットまとめ

これまで紹介してきた観光スポットを一つの地図にまとめたのがこちら。

このままリンクを保存して、モントリオールの旅のお供にどうぞ。

次はケベックシティへ Quebec City!!

モントリオールはとりあえず2日のみで、次の日は朝早くからケベックシティへ!

まだまだ見どころは沢山あるので、1か月くらいいてゆっくり観光できたらいいのにね。と話しながら。まあ、日本で働いていたらそうはいかないか。

これからフェスティバルも毎日のようにあるし、美術館も多く、アート好きなデザイナーのおっちーにはまだまだ楽しめる場所がある。

何はともあれ、次はケベックシティに行きます。

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