オアハカで死者の日を楽しむための注意点5つ!!2019年の振り返り

去年来られなかったオアハカシティの死者の日。1年越しに夢が叶って、今年はオアハカシティで死者の日を見ることができた。
初めてだったからどこへ行けばいいかも分からず、しかも途中で体調を崩してしまい、割と忙しいのに体調が悪かったために、しんどかった日々。そんな中でも、オアハカシテイの死者の日を不完全燃焼ながらも、楽しむことができました。
次回に死者の日に行く人に向けて、ここは注意した方がいい注意点を実体験をもとにまとめてみた。
10月31日 ホホコトランへ/ Xoxocotlan

10月31日は、この日のメイン会場の1つであるホホコトラン(通称ホホ)へ。
オコトランの方面へ行くバス停近くのところから、コレクティブを拾って1人10ペソでホホコトランまで。
夕方5時位に行ったら、既にかなり人がいた。出店も並んでいて、メスカルの試飲や、お土産屋さんがずらりと並んでいた。
教会の前では、学生たちのブラスバンドが音楽でイベントを盛り上げていた。
ホホコトランはこちら
ホホコトランの死者の日当日の様子
10月31日 ホホコトランへ/ Xoxocotlan

ホホコトランには、お墓が2つあって、新しいお墓(Panteón Mictlancihuatl)と古いお墓(Panteon Viejo Xoxocotlán)がある。

お墓とお墓の間に、大きな通りがあってそこではたくさんので店が出ていて、
・ミチェラーダ
・タコス
・ピザ
・メスカル
・お土産品
などなど、いろんなものが売られていて、飲み食いしながらウロウロすることも可能。生バンドが演奏しているエリアもあって、酔っ払った観光客がバンドの前でダンスをしていたり、パーティーらしいパーティーが、あちこちで始まっていた。
外の雰囲気とは打って変わって、お墓の中では神妙な顔文字でお墓をじっと見つめる人々の姿が見られて、お墓の中でもどんちゃん騒ぎをしているものかと思ったら、全くイメージと違った。
ということで写真もほとんど撮れず。。。もっと真夜中に入ったらまた雰囲気が違ったのかもしれないけれど、10時頃には帰ってきたので、分かりません。
帰りは道端でタクシーを捕まえて、3人で 合計150ペソで帰ってきた。
11月01日 サン・オウガスティン・エトラへ/ San Augustin Etla

死者の日2日目はサン・オウガスティン・エトラへ。
アバストス(二等バス乗り場)の方からコレクティーボが出ているのだけれど、かなりの行列ができていて、結局四人いたのでタクシーを拾ってサン・オウガスティン・エトラへ向かった。
行きは4人で200ペソ。
サン・オウガスティン・エトラ自体はかなり規模が小さく、お店の量も少ない。しかも山の上の方なので、かなり寒かった。
それでも広場の公園の周りには、3軒ほどタコス屋さんが出ていて、コミュニティセンターのようなところには、トイレもあった。
早い時間は無料で使えていたけれど、夜10時を過ぎてパレードが始まった後には、毎回5ペソを取るトイレおばさんが、トイレの玄関に居座っていた。
サン・オウガスティン・エトラはこちら
・注意点2 エトラには、早い時間に行っても何もない
サン・オウガスティン・エトラの”死者の日”・Dia de los Muertos in San Augustin Etla from Ai Nishino on Vimeo.
エトラのパーティーは、朝まで夜通し行われる。なのでスタートも遅い。
私たちが到着したのは夕方6時ぐらいだったけれど、ほとんど人もいなかったし、フェイスペインティングもう一軒しか発見できなかった。
しかし、コンパルサ(パレード・パフォーマンス)が始まる前の9時頃から人々が集まってきた。
コンパルサが始まる予定だった10時には公園はかなりの人出。パフォーマンスをする人々が遅れてきていたために、コンパルサが始まったのは11時前になっていた。
エトラでは、途中で帰ろうとするととても高い。
・注意点3 タクシーで帰るのは大変だし、ぼってくるのを想定するべき(グループ行動がベター)

四人で行ったのだけれど、私の友達のフラワーがコンパルサの始まる前からかなり疲れていて、
「帰りたい!」
と酔っ払った勢いで、大声で絡み始める。周りの人も、私達がどうするか半笑いで見てきている。
コンパルサも見ずに帰るなんてありえない!と、半分無視気味でなんとかなだめて、やっとコンパルサが始まって少したってから、
「いつまでいるつもり?」
とやはり帰りたそうなフラワー。 なんだかんだあって、結果的にみんなで帰ったのが11時半頃。そして、タクシーはなかなか見つからない。
坂を下った先に、細い道をずっと車が並んでいて、タクシーを探し続ける。
タクシーの中で、お金を払っている素振りを見つけて、そのタクシーをキャッチ。
オアハカシティまでは300ペソで帰ってきた。高いけど、仕方ない。
観光客が車をボコボコにした事件もあったようで、かなりイベントも盛り上がっていて、ヒートアップして人が凶暴化するのもおかしくないような状況だったので、グループ行動をしたほうが良さそう。
11月02日 フアヤパンへ
オアハカに住んでいるメキシコ人の友達が、家の近くのお墓に一緒に行ってくれるというので、フアヤパンへ。
こちらもかなり大規模なマーケット模様になっていて、初日にいったホホコトランと同じような雰囲気だった。いや、もっとローカルっぽくて個人的には好き。
しかし、ここに住んでいる友人ですら知らなかったことがあった。
フアヤパンはこちら
・注意点4 夕方6時にお墓が閉まる
お墓に着いた時には、5時半ぐらいで既に門が閉まっていて、中から外へ出てくる人にしか門が開かなかった。
ここのお墓は、朝の7時から夕方6時までしか今年は開けていないそう。
お墓の警備の問題らしく、オアハカシティの中のお墓はオアハカ州の管轄で、警備がされているが、こういった小さなコミュニティのお墓は、それぞれのコミュニティが管轄して警備をしている。
コミュニティの懐具合で、朝までお墓を開けていると警備の人件費がかかってしまうので、早い時間に閉めることを決定したんじゃないかという。
行く場所が分かっていれば、しっかりと時間も調べて行くべきだった。
・注意点5 宿が埋まるのが早い

半年以上前から、予約が埋まり始めるらしい”死者の日”。年々有名になっていて、日本人の間でも、人気が高まってきているらしい?死者の日のお祭り。
映画”リメンバー・ミー”の影響もあって、更に爆発的に人気になっているそうだ。
しばらくずっとオアハカにいたので、同じ宿のオーナーに、
「死者の日も空いてるよね?」
と聞いたのが、8月の中旬。確認してもらったら既に宿は一つのベッドも空いていない状態だった。
そこで焦って急遽Airbnbで部屋を確保。まさか2ヶ月以上も前から、全部埋まっているなんて思いもしなかった。なので、安くて立地の良い場所に泊まりたい場合は、相当早くから予約を入れておくべきだった。
最後に

とまあ色んな意味で、学びのあった人生初のオアハカでの”死者の日”でした。
オアハカは、良くも悪くもとても観光に力を入れていて、観光客向けに色々な商品が作られていた。街中は外国人で溢れていて、地元の人はひっそり。といったイメージを受けた。
フアヤパンは特にローカルっぽくて、個人的には一番楽しめた場所。
もし来年来ることがあれば、小さなコミュニティでローカルの人々の本格的な伝統的なお祝いを見てみたい。今回は、有名どころを少しずつ見ただけだったので、写真もちょろちょろとしか取れなかった。
来年リベンジ出来たらより小さなコミュニティで、死者の日を見たいと思いました。
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