カンクンのホテルゾーンでマヤ文明!?マヤ博物館へ行ってみた【メキシコ】

ユカタン半島から国境越えて、ベリーズやグアテマラにかけて広がるマヤ文明の遺跡。カンクンのホテルゾーンにマヤ文明を紹介する博物館があったので、訪れてみた。
メキシコは各地に先住民の文化が残っていて、それがとてもユニークで面白い。特にマヤ遺跡に残る石彫や、マヤ文字も知れば知るほどユニークで面白い。
博物館の展示物の内容もかなり面白かったので、カンクンにしばらく滞在する予定のある人は、一度チェックしてみるべきスポットの1つ。
マヤ博物館 Museo Maya de Cancún

基本的にスペイン語の説明書きしかない場所も多かったが、コレクションは多くて見ごたえがある博物館。
基本的な概要だったり、細かな間や文字の説明書きも多くて、ゆっくりと見れば2-3時間ぐらいはかかりそうな感じ。
ここで今回、完全に主観ですが、個人的に興味深いと思った内容をピックアップして、紹介していくので、博物館をまわる参考として使っていただければと思います。
一言に”マヤ文明”といっても地域によって様々

広範囲でマヤの文化を持つ人々は広がっていた。グアテマラやベリーズでもかなり巨大なマヤ遺跡が残っているし、現代も色濃く文化が残っていると感じた。
エリア分けは画像の通り。
- マヤ・チチェンイッツァ MAYA CHICHEN ITZA
- プーく PUUC
- コスタ・オリエンタル COSTA ORIENTAL :カンクンはこのエリア
- チェネス CHENES
- リオ・ベック RIO BEC
- バホ・ウスマンティカ ВАНО USUMANTICA
- ペテン PETEN
- アルト・ウスマンティカ ALTO USUMANTICA
- リオ・デ・ラ・パシオン RIO DE LA PASION
- アルトス ALTOS
- リオ・モタグア RIO MOTAGUA
高度なデザインの文字を持っていたマヤの人々

マヤの文字ほど美しいものはないと感じる。見ていてデザイン性がとても高いし、一つ一つに意味があるのも面白い。
マヤの人々は文字にして何を残したかったのだろうか?
残されているものは、
- イベントの記録
- 名前
- 日付
- 場所
- アカウント
- 技術とその磨き方
こういった内容のものが文字になって残されている。
天文学に優れたマヤの人々のカレンダー

数字や天文学に優れていたマヤ文明の人々。独特な計算式から生み出されたマヤカレンダーも存在する。
博物館に置いてあったのは、マヤのカレンダーを再現したレプリカ。
セクションごとにページの左上には大きなメインの神さまが描かれている。
小さなボックスで仕切られているのは、
- 9つの夜を現した人間
- 13の日を表した人間
- 13の鳥
が描かれている。
日は数字と共に描かれている。これらのコンビネーションで、意味が変わってくるそうだ。かなり難しい内容。
そしてこれらが意味しているのは、運命と新しい命。
なんか宗教的!!
マヤ博物館の場所

ホテルゾーンの真ん中に位置する駅博物館。ダウンタウンからは、R1もしくはR2のバス(片道12ペソ)に乗って、
「マヤ博物館のあるところで降ろしてほしい」
と言えば、バス運転手が博物館の目の前で止めてくれて、声をかけてくれる。
チケット窓口の目の前にお土産屋さんがあり、マヤ文明に関する文献や、可愛らしいグッズも売られている。
バックパックは持って入れないので、ロッカーに預ける。カメラのフラッシュは禁止。動画を撮るときは、追加料金が必要。
無料で使えるトイレもあり。
マヤ博物館の時間・入場料・休館日

2020年2月現在で入場料は1人80ペソ。
クレジットカード払いも可能なよう。
入場料:80ペソ
休館日:月曜日
時間:9:00-17:30
最後に

この博物館の中に、実はマヤ遺跡がある。
博物館を見た後で、もちろんこの遺跡にも行ってみた。1番奥にはピラミッドがあり、魚や亀が描かれた壁画なども残っていて、こちらも興味深い遺跡。
ホテルゾーンにはこのサン・ミゲリート遺跡と、さらにもう一つ別の遺跡郡があって、また別の記事で紹介します。
- サン・ミゲリート遺跡 Zona Arqueológica de San Miguelito
- エル・レイ遺跡 El Ray Zona Arqueológica
この二つ!お楽しみに~。
では、良い旅を!
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