金の博物館と甲冑 | Museo Oro del Perú y Armas del Mundo【リマ・ペルー】

南米には結構どこの国にも金の博物館がそこかしこにあって、リマにもとても有名な博物館があって、しばらくお世話になっているルーシーにオススメされたので、バスに乗って1時間かけて行ってみた。

 

リマの街の端っこにあって、割と遠かったけど、行った価値は確かにあった。

 

すごい数の金のアートピースが見られる

ものすごい量のアートピースが所狭しと並んでいて、ペルー各地から集まった様々な民族の装飾品や出土物を一度に見ることができる。

 

昔から金の発掘場所だったこの辺りの地域では、富の象徴として使われていたんだろう。

大きなイヤリングだったり、顔が三つぐらい入るんじゃないかと思うほど大きなマスクがあってターコイズの石で飾られていることが多い。

アクセサリーも豪華絢爛。 

シルバーの王冠に木製のイヤーフラップ
貝殻とシェルビーズのネックレス。

産地:ノースコースト
スタイル:チムー(紀元1100年~1450年)

TUMI(クチージョ・セレモニアル) 儀式の為のスプーン

TUMI(クチージョ・セレモニアル)
この素晴らしい作品は、ランバイェケ文化(紀元900年〜1450年)に属しています。

海からやってきて、ペルーの北海岸に文明をもたらした神話上の生き物Naymlapの神性を表現しているアートピース。

金とクリソコラで作られ、キャラクターはトゥミ(ナイフ)の上に立っています。
半月形の頭飾りをつけ、千鳥格子の服を着ています。

ぽっちゃりしていてかわいい神様ですね。

これよりリアルなミイラがいるので怖い人は行かないで!

ミイラや骸骨も割といっぱいあり、毎回ビビってしまいますが歯のところに金の装飾がしてある。高貴な身分の形だったのでしょうか。 

手織りで作られた美しいテキスタイルの帽子をかぶって、その上にはカラフルな鳥の羽で作られた頭飾り。

お面

巨大なゴールドのお面。

ランバイェケ(700-1350年前)のお面

ランバイェケの神々に特徴的な斜めの目を持つ、一枚板で作られた金色のマスクです。

耳覆い、長方形の鼻飾りと円形のペンダント、鼻から吊り下げられた錘がある。

鼻からは、角が丸く拡大された2枚の板がぶら下がっている。

両目から大きいものから順に7個のエメラルドビーズが施されています。

ユニークデザイン!

伝統の酒器 お酒を酌み交わすことは重要な宗教的意味があった

とってもおしゃれなカップ。これでチチャという飲み物を飲んでいたらしい。

ニョキッと出ているパイプの部分はストローになっていて、双方から飲み物が飲めるようになっているこの辺り独特のデザインのケロス(酒器)は必ず二個一組で作られ、他の人や神々に酒を勧めることができるようにこの形になった。

古墳の出土品から、酒器が宗教的な供物であったことが判明しています。
また、死者が埋葬される際に先祖に会うときに乾杯できるように、酒器と一緒に埋葬されたのです。

もう一つの武器の博物館

別の博物館が一つになっていて、一つは金の博物館でもう一つはまさかの武器の博物館。

日本刀があったり甲冑があったりするのにはかなりびっくりでした。 

よくこんなにたくさん集めたなっていうくらいたくさんの展示物がぎゅうぎゅうに押し込められている。

ありとあらゆるタイプの拳銃や、持ち手の部分に大変美しい装飾が施された剣など。本当に様々で、かなり見応えがあります。

 

Museo Oro del Perú y Armas del Mundo

Entrance : 33 sol

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