【ナイアガラ滝の上を徒歩で国境越え】アメリカからカナダ入国

2016年の夏、アメリカ横断の最終地点として、ニューヨーク州のバッファローからナイアガラの滝、そして徒歩で国境を越え、無事にカナダに戻って来た。

一度やってみたかった、アメリカ大陸の横断。というか、これで往復したことになる。

カナダを東から西の端の、更に西にあるバンクーバーアイランドにある西の端のトフィーノでボランティアをしたり。

そして、アメリカとカナダは陸続きなので車や徒歩でも国境が超えられる。

日本は島国だからか、

”徒歩で国境を超える”

って、なんだかドキドキ。それだけなのに、テンションが上がるのが不思議。

ナイアガラフォールズで、アメリカからカナダ側に国境を越えた時の話。 

1. カナダ最大級の観光地!ナイアガラフォールズ

年間1千200万人もの観光客が訪れる、世界三大瀑布のひとつでもあります。

ちなみに、もう二つはブラジルのイグアスの滝と、ザンビアとジンバブエにまたがるヴィクトリアフォールズ。

ちなみに私はこのヴィクトリアフォールズに行ったこともありますが、ナイアガラフォールズを見た時も、

「大自然すげーーー!!!」

と心の底から思いました。さすがに世界三大瀑布と呼ばれる、最大級の滝。水の量もすごいし、スケール感が巨大。

余談ですが、この滝を使って、水力発電もしています。カナダの60%の発電は水力発電で、エコですね。日本ではまだまだ原発問題解決してないのに。

2. なぜ”ナイアガラ”と呼ばれるようになったのか

Photo by Pixabay from Pexels

ナイアガラという名前の由来が気になった。

諸説あるようだが。

  • 先住民族のイロコイ族の家の名前だった
  • 町の名前だった
  • 別の先住民族モホーク族の言葉で”首”という意味だったり。

アメリカ人の歴史学者George Rippey Stewart氏によると、元々はイロコイ族の街で”Onguiaahra” という町があった。この言葉の意味は、”土地が二つに分かれる地点”。

水で土地が分断されていたことから、この名前が付けられたんだろう。

3. ナイアガラフォールズでは色々なアトラクションも楽しめる

よくみんながやるのはクルージングで滝のすぐ真下まで行くやつでしょうか。大迫力です。

アメリカ側と、カナダ側でなぜかポンチョの色を変えてるってゆう謎の住み分け。

現地に行って、チケットを買えば乗れるのでわざわざ事前予約する必要はありません。15分毎に船が出発します。

アトラクションができるかどうかは、季節次第。氷が張っていては出航できない。ハイシーズンは4月~11月。

コスト:大人 19.25ドル~

ウェブサイト:https://www.maidofthemist.com/schedule-pricing/

他にはジップライン(紐にぶら下げられて滑空するあれです。)や、ヘリコプターでの遊覧など、アクティビティが揃っています。

4. 驚くことなかれ、周りはめっちゃ都会。大人の遊び場。

行く前まで、大自然の中にあるのかと想像していたら、全く正反対で、超都会。

ホテル、レストラン、バー、カジノまでナイトライフも存分に楽しむことができる、アメリカンな観光スポットだった。

名だたる有名高級ホテルも軒を並べていて、ホテルの窓からナイアガラフォールズが見渡せる絶景ビューのホテルもある。

人生で一度は泊まってみたいもの。

5. ナイアガラフォールズからトロントへの行き方

トロントからナイアガラまでGreyhoundかmegabusというバス会社で大体15ドル(多少変動します。)

それこそ、ライドシェアをkijijiなんかで見つけるのも簡単かと思います。所要時間は2時間程度。

私の場合、なぜかオンラインでチケットが買えず、ホステル近くのバス停で現金で買えたGOというサービスを使いました。

これは提携のバスも電車も乗れるやつ。

6. 滝の上を歩いて国境を超える

奥に見えている橋を渡る。ゆっくり歩いても5分もかからない。

本当に橋を渡るのみ

国境を超えると言えど、橋を渡るだけ。バスで知り合った女の子たちも一緒に合流して国境を超えることになった。

アメリカ側からは何もなくて、カナダ側に窓口がありました。

人もほとんどいなくて、徒歩で渡る人なんて少ないみたい。大体は車で渡る人が多い様子。

パスポートチェックをしてもらいに入国管理局へ

初めにパスポートチェックがあり、もう一回別の場所に通され、そこでワーホリの書類を提出し、大体10分も待たされなかった。

バスで知り合った一人の彼女はトルコ人(写真右側)でアメリカ人の彼氏と今度結婚するんだと言っていていて、永住権の申請中らしい。そんな彼女はカナダ入国にはビザ取得が必要だったらしく、カナダ観光は諦めアメリカに戻って行きました。

前にも書いたように”カナダの入国審査は厳しかった。イミグレーションオフィサーとの闘い。”空港での入国審査とは打って変わって、超簡単。今回はワーキングホリデービザがあるからこっちのもの。

そしてナイアガラフォールズの上を歩いて、国境を越えた。

ナイアガラフォールズはカナダ側からの方が水に近くて大迫力

滝自体は、カナダ側からの方が確実に間近に滝が見れます。もう、すぐそこ。

でも、個人的には写真を撮るならアメリカ側からの方が綺麗に撮れました。カナダからだと近すぎて、スケール感がよくわからない。

天気のせいもあったかもしれませんが、載せているほとんどの写真はアメリカ側から撮ったものです。

ぜひぜひナイアガラに行くならば、両方の国から楽しんで!

ライトアップを見逃すな!

日没からライトアップが始まって、とても幻想的な滝が見れるので必見!!昼とは全く違った表情になる。

せっかくなら時間をとって、お昼の豪快なナイアガラフォールズも、夜の幻想的なナイアガラフォールズも楽しんで!

7. ナイアガラフォールズ近くのバックパッカー宿

HI-Niagara Falls Hostel (agoda link)

せっかくなら滝の近くで泊まってみたいと思い、ナイアガラフォールズから歩いて20分ぐらいのバックパッカー宿を発見した。

狭い部屋の中にベッドがぎっしりだったが、他の宿に比べて安いし、バス停のすぐ近くでトロントに行くのもアクセスが便利。

Booking.com

おまけ 8. お勧め絶景タイムは夕焼け~夜のライトアップ

ナイアガラフォールズを訪れたら、必ず夕日を見るべき。

時間ごとに色とりどり赤だったり緑だったり美しく変化していきます。

日中もそれなりに良いですが、特に真夏に入ったせいもあり、太陽の光でコントラストが強すぎて写真もうまく撮れなかった。

おすすめは夕焼けからのライトアップまでの時間が一番おすすめです。

アメリカ側からもカナダ側からも十分に楽しめる

アメリカ側のNiagara Falls Observation Towerもいいし、カナダ側からだとどこからでも綺麗に見れます。

船に乗ると間近まで行ける。

タイムラプスしているのに興味を持ってくれる人もいたり

タイムラプスを作ってみました。タイムラプス様に写真を撮っている間も、私のカメラをのぞき込む人がいたりして面白かった。

「写真を繋げてムービーを作るんだよ~」

って言ったら、

「ほー!面白いね!」

と言ってくれる人もいたり。

真冬のナイアガラは凍ってる部分もあるらしく、それも見てみたい。

それではみなさん良い旅を!

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