【オアハカ見逃せない名所】サントドミンゴ教会は装飾が素晴らしい

オアハカ観光で絶対外せないのはこのサントドミンゴ教会。のはずなんだけれど、去年は2週間ほど滞在し、今回も既に3週間が経過しているのにまだ行けていなかった。
私は結構引きこもりと言うか、あまり観光をしていない。普通に暮らしているだけという状態。
いや、教会や遺跡好きの私としてはここで行かないわけにはいかない!ってゆうか、こうゆう教会とか大好きなんです。
アートの塊じゃないですか。ということで、とにかく行ってみた。
まずはサントドミンゴ教会の歴史などを探ってから。
サントドミンゴ教会の歴史
オアハカのサントドミンゴ教会は聖ドミニコ会によって17世紀に建てられた。
建築がスタートされたのは1575年そして、1731年まで完成しなかったと言われている。
これだけ大きな建築物なので、数百年かかっても仕方がないかもしれない。
教会として使われていたのは、1608年から1857年の間。
1812年からは兵隊の宿舎としても使われていた。 改革戦争の間には、サントドミンゴ教会は閉められていた。
宗教関係者からは、様々な反発があったけれど、結局1898年まで軍は解放しようとはしなかった。 最終的に軍の手から、 元の聖ドミニコ会に戻ったのが、1994年とかなり最近の出来事。
建築には、たくさんの金箔が使われていて、23.5キャラットの金箔が60,000枚も使われているそうだ。相当豪華なことがわかる。
サントドミンゴ教会に入ってみた
今日は初めてサントドミンゴ教会に足を踏み入れてみた。なぜ今まで行かなかったかと言うと、美術館に入らないと 教会も見れないと思い込んでいたから。
せっかく行くならちゃんと下調べをしてから行こうと思っていたのだけど、なかなか忙しくて行けず。
サントドミンゴの美術館には、かなりの資料が貯蔵されているそうなので、そういった場所に行くには少し気合が入るので。
しかし友達が言うには、サントドミンゴ教会は別で、しかも無料で入れるそう。だったらとりあえず行ってみようと思い、今日ついに行けたわけです。
サントドミンゴ教会の装飾の素晴らしさ
地元の人も絶賛する観光名所の一つであるサントドミンゴ教会。さすがに、みんながオススメするだけあってとても迫力があって綺麗でした。
祭壇もさることながら、金箔で装飾された天井などは一見の価値あり。
あまり説明書などはなく、 ガイドなどがいないと一つ一つの絵画や像の意味はわからない。
観光地であるとともに、地元の人にとってはれっきとしたお祈りを捧げる場所なんだなということが感じられた。
祭壇も一つだけではなく、キンキラキンのメインの祭壇が正面にあって、メインの祭壇の両サイドにも別々の祭壇が飾られている。
ちょうど修復作業の途中だったようで、祭壇の前に足場が組まれていて、天使の像を抱えている女性がいたのが少し面白かった。
いくつかの部屋に分かれていて、各部屋にさらにマリア様の像などが飾られていて、とても見応えがあった。
教会の名前になっている、スペイン人司教だったサントドミンゴ・グズマン (1172−1221)の家系図が飾られている。
“>メキシカンバロックスタイルという新しい建築様式だった
メキシコは様々な文化が入り混じっている不思議でユニークな国。協会の建築などにもそのユニークな文化を感じることができる。
このサントドミンゴ教会の建築様式は、メキシカンバロックスタイルと呼ばれ、ヨーロッパでは見られない少し独特なデザイン。
サントドミンゴ教会のボタニカルガーデン
サントドミンゴ教会にある文化センターは、有名なアーティストであるフランシスコ・トレドのサポートによって作られた。
さらにボタニカルガーデンも作られて、彼らの努力の結果今こうして素敵な観光地になっている。
ボタニカルガーデンには、メキシコらしいたくさんのサボテンや植物が植えられていて、他の国庭園とは全く違う雰囲気を醸し出している。
ガイドがいないと中に入れないそう。本当か?
他には二つの図書館も併設されていて Francisco de BurgoaとNester Sanchezという名前の施設名。
フランシスコ・トレド
オアハカ出身のフランシスコトレドという画家は、この辺りではとても有名でよく聞く名前の一人。
1993年に“Museo se Arte Contemporeáno de Oaxaca (Contemporary Art Museum of Oaxaca)” を作ったのも彼の偉業の一つ。
サントドミンゴ教会の場所
住所: Calle de Macedonio Alcalá s/n, Centro, 68000 Oaxaca de Juárez, Oax.