[メキシコ・オアハカ]秘境ヤグル遺跡へ/サポテコ文化の傑作建築

ホステルでだいぶ引きこもり気味の私ですが、前々からずっと行ってみたかったヤグル遺跡へ行くことができた。

 

ヤグル遺跡は、大きな日曜市のあるトラコルーラと、前回行ったミトラ遺跡の間にあるサポテコ民族の作った遺跡。

 

予想以上に大きくて、複雑な建築物がたくさんあり、ほとんど下調べをしなかっただけに、びっくりすることが多くてとても興味深い遺跡だった。

 

今回は私のヤグル遺跡を訪れた経験を記事にします。

動画も撮ってみた

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1.ヤグル遺跡の名前の由来

メキシコ オアハカ ヤグル遺跡

まずはヤグル遺跡の名前の由来。

 

ヤ=古い

グル=木、棒

ヤグル=古い木

 

と言う言葉からこの名前がついた。

 

ヤグル遺跡は数多くある遺跡の中でも、発掘の最も進んでいる遺跡の1つ。

 

周りは山で囲まれていて、たくさんの木によって、

 

・人が住む場所

・宗教に関する儀式が行われる場所

・要塞

 

とエリアごとに分かれていたことから、この名前がついたと考えられている。

2.ヤグル遺跡はいつ頃に作られたのか

メキシコ オアハカ ヤグル遺跡

紀元前500年から紀元前100年頃から人々がこのあたりにつ見つけ出し、都市を形成していた。

 

大部分の建物が作られ始めたのは紀元後500年から700年頃と考えられている。

 

この頃に、人が住むエリア、儀式を行うエリアといったエリア分けが始まっている。

 

今残っているほとんどの部分は、1250年から1500年代に作られたもの。

 

1950年代から1960年代に、考古学者のIgnacio Bernalと、John Paddockらによって発掘・研究が進められた。彼らはモンテアルバン遺跡の発掘調査にも関わっている。

3.球戯場はオアハカで一番大きい

ヤグル遺跡で注目したいのが、球技場

 

メソアメリカの人々にとって、球技は大変重要な宗教的役割を持ったスポーツだった。

 

このヤグル遺跡にある球技場は、モンテアルバン遺跡の球技場よりも大きく、オアハカの中の遺跡の中では1番大きいもの。

 

メソアメリカ文明の中では第2番目に大きいと書いてありました。

 

ちなみに1番大きい競技場は、チチェンイッツァにあるものだそう。

 

2チームに分かれて、頭と腕に特別なプロテクションをつけ、ボールを相手のコートに入れれば勝ちというシンプルなルール。

 

特にマヤ文明では、勝ったチームのリーダーが生贄に神様に捧げられると言う文献も残っていて、生贄にしてもらうことが大変な名誉なことだった。

チチェンイッツァ遺跡の遺跡の記事はこちら!

4.宮殿と6つのパティオ

よくヤグル遺跡の紹介で使われる写真は大体ここ。

 

かなり入り組んだ大きな建築物の塊で、完全に迷路みたいだった。

 

迷路の先にはパティオがあり、パティオの周りには四方に部屋が存在する。

 

それぞれのパティオには、地下に続く階段がありそこがお墓になっていた。

 

壁がとても美しく、削られていない石を積み上げてその間に細かい石を詰め、泥で塗装したもの。当時の天井と床は、赤いペインティングがされていたそうだ。

5.お墓30

特に装飾が面白かったのは、このお墓30。

 

お墓の入り口には、ミトラ遺跡で見たような小さな石で作られた装飾とその横には、人の顔をした石像が突き出ている。

 

それが2対になって、お墓の入り口に飾られていた。

ミトラ遺跡の記事はこちら!

6.さらに山の上に、要塞があった

遺跡を歩いていると山上に続く道を発見。15分ほど歩くと、先ほどいたパティオが上から見下ろすせる場所に到着。ここがとても絶景だった。

 

ここは敵に攻め込まれた時に、逃げる場所として建設された。

 

さらにはお墓もあり、デザインが美しく残った石像も残っていた。

メキシコ オアハカ ヤグル遺跡

7.紀元前3000年に描かれたかもしれない絵が見れる

メキシコ オアハカ ヤグル遺跡

Caballito Blancoと呼ばれる大きな壁画。

 

実は紀元前3000年に描かれたと言われていて、そんなものがものすごく「そこにあるの!?」と言う場所に描かれている。

 

トラコルーラからミトラに続く大通りを、北に向かって曲がる交差点がある。

 

曲がったすぐ先の右手のほうに見える巨大な岩が突出している部分がある。ここにうっすらと絵が見える。

 

これが実は、そんなすごい絵だとは知らず、スマホで撮ったしょぼい写真しか残っていませんが、ぜひぜひこれも見てください。

8.ヤグル遺跡の基本情報・場所・営業時間

メキシコ オアハカ ヤグル遺跡

月曜日

8:00am ~ 5:00pm

火曜日

8:00am ~ 5:00pm

水曜日

8:00am ~ 5:00pm

木曜日

8:00am ~ 5:00pm

金曜日

8:00am ~ 5:00pm

土曜日

8:00am ~ 5:00pm

日曜日

8:00am~5:00pm

入場料:75ペソ (2019.08.21現在)

 

カメラ持ち込み:45ペソ(実際カバンに入ってれば、聞かれない)

 

公式ウェブサイトhttps://www.inah.gob.mx/zonas/89-zona-arqueologica-de-yagul

 

お手洗い:チケットカウンター裏

 

レストラン・カフェ・売店:なし

9.ヤグル遺跡の行き方

メキシコ オアハカ ヤグル遺跡

オアハカ~トラコルーラ:20ペソ(バス)

 

トラコルーラ~遺跡:徒歩、もしくはタクシー

 

 

ヤグル遺跡は正直あまり知られていなくて、ほとんど観光客のいない穴場スポット。

 

秘境なだけあり、交通手段がない。これが痛いところ。

 

まずはいつものようにトラコルーラまでバスで行き、そこから歩きました。40分から1時間ほど歩くと遺跡に到着。

 

歩くのが嫌な人は、タクシーかトゥクトゥクをチャーターする。トラコルーラに大量にいるので、すぐに見つかる。

 

因みに、トゥクトゥクに値段を聞いてみたら片道60ペソ(トラコルーラのバスを降りた場所~遺跡まで)だった。数人いれば全然安い値段だと思う。

 

まぁでも個人的には、たまには運動したいので、歩くことを決意。思った以上にすぐに着いたので、良かった。

 

この一本道を歩いた。奥の白い部分がヤグル遺跡。

↑トラコルーラ行きのバスは北向きにここを通る。

↓確実にバスかコレクティーボ(乗り合いタクシー:25ペソ)を捕まえられるのは、いつもの場所

10. 最後に トラコルーラにて

帰りは、ちょっとだけトゥクトゥクに乗せてもらってトラコルーラのマーケットまで。

 

15ペソで30分くらい歩かずに済んだ。

 

遺跡を見て周った後は結構疲れているので、さすがに乗り物が必要。昼過ぎになると気温も上がってくるし、我ながら素晴らしい選択だったと。

 

といっても、大通りまでは歩いて行かないといけない。

 

そして、トラコルーラに寄ってお昼ご飯にバルバコアのスープを頂いた。

 

60ペソで、しっかりお肉も入っていて、大きなトルティージャも野菜のセットも付けてくれて、よいお店でした。

 

大きな建物に入って、レストラン街のすぐ手前のお店。写真のセニョーラが可愛くて、素敵な方でした。おすすめ。

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遺跡好きへのブログ記事

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Ai
  • Ai
  • 【構成要素】

    旅と写真とブログでできている。

     JICAの青年海外協力隊として、東アフリカのタンザニアに行ったのが最初の海外生活。

      東南アジア、北米・中米など一人旅して、今はメキシコのオアハカに滞在中。スペイン語習ったり、写真撮りに行ったり。

     フォトストックサイトで写真を販売したり、翻訳やライターのお仕事もしつつノマドっぽいことしてます。

    【今後の展望】

    ・メキシコ移住実現

    ・オアハカのアートを探る旅

    ・南米を旅する

    アート好きな方や、写真撮ってる方、ブロガーの人などと繋がりたいです。
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