【経験ゼロから】ストックフォトで6つの知っておくべきこと/実際に稼いだ金額も公開

母に勧められて4年ほど前に始めたほどストックフォト

ストックフォトというのは、オンライン上で写真を売れるサイトに登録して、自分の写真をアップロードして、その写真の中からデザイナーさんなどが画像を買ってくれるシステム。

初めの方は登録しても放置でしたが、なんとな~く続けて現在に至る。旅に出てても、世界中どこからでもできるのが魅力だし、写真を編集してSNSにあげるだけじゃもったいない!

ここで、ストックフォトを始めるにあたって頭に入れておくべきことと、実際にストックフォトを始めてからしばらくしたので、ここでいくら稼げたのか発表します!

1 ストックフォトを始めるのに、知っておくべきこと

ストックフォトを始めるにあたり、これは知っておいてほしいことのまとめ。

1.1 初めは全然売れない

はじめの一年はほとんど全く売れなかった。ある程度写真のボリュームがないと、 買う人の目にも触れないようなシステムになっているのか、本当に売れない。

全然売れなくても、続けていけば多少売れるようになる。そこまで我慢。

それでも好きな時間にできるし、写真は一度登録すれば勝手に働いてくれる。いつのまにか勝手に売れるし、やればやるだけ積み重なって行く。

数が多くなれば、その分売れる確率も高まる。

1.2 お金だけを目的にしたら続かないかも

カエルの酔っぱらい

見ての通り、稼げた金額をやっている年数や時間で割ると、アルバイトでもしている方がよっぽど稼げる。

しかし、お金も大事だけど、モチベーション全てをお金に持っていくと絶対に続かない。

それよりも、どんな写真が売れるのか分析したり、 Photoshop や Lightroom といった写真編集ソフトを頻繁に使うようになるから、スキルの向上にも役に立っている。

1.3 毎日アップロード

登録しているサイトにもよるが、毎日少しずつアップロードすることで、新着の所に自分の写真が出てくる。そうすることで、買う側の目に留まる確率も増える。

新しくアップロードした写真は売れやすい。

なるべくできる時期は、毎日10枚以上アップロードすることを心がけている。

1.4 シーズンものはよく売れる

シーズンやイベントを意識したものは売れやすい。例えばカナダの紅葉の写真は、秋の前になると売れたり。

個人的にあまり意識はしていないが、もしストックフォトをもっと真剣にやろうと思うと、イベント事などをもっと意識するとより売れやすくなるはず。

1.5 人物写真が面倒

Mercado Punicipal, Valladolid, Mexico

人物が入っていると売れやすいけど、顔が写っていたりするとその人のモデルリリースが必要になってくる。

因みに、このように顔が写っていなければ審査に通る時もある。

モデルリリースとは、モデルの署名や住所を記入し、もちろん撮影者あなた自身の名前や住所も記入して、撮影した場所や日付を写真ごとに作らないといけない。

あまりにも面倒で、やっていないけど、やっぱり人物の写真は一番売れる。

と言うか、自分も他の形のウェブサイトの画像編集をしたりするのですが、人が写っている写真は使いやすくて、デザイナー側も欲しくなる素材というのが身にしみて感じる。

1.6 動画の方が高く売れる

私はまだ動画の領域に入れてないが、私の母親曰く動画の方が単価も高いし、写真よりも動画をどんどんアップロードした方がいい!というご意見だった。

私もなるべく動画をとるようにしようかなと思いつつ、中々できていない今日この頃。

ちなみに私の母は、ストックフォトで月に5万円くらいは余裕で稼いでいる。身近な大きな目標。

2. ストックフォトの結果発表

 

Shutterstock

Adobe Stock

Getty Images

PIXTA

Total

$601.24

$229.10

$304.52

¥15,288

Total Downloads

1,142

331

236

156

登録枚数

3024

2404

4264

1995

初めた時期

2015.11~

2017.02~

2016.06~

2015.11~

合計で、大体

$1,134.86 (=¥124,914) 1USD=110.07JPY + ¥15,288 =

¥140,202

という結果になりました~。思ってたよりもらってた。というのが正直な感想だけど、上手な人とかしっかり考えてやってる人はもちろんもっと稼げる。

あんまり編集にもこだわり過ぎず、割と戦略もなしに適当にアップロードしてました。

どんなのが売れるとか、ヒントなどはメルマガとかでも情報が流れてくる。

シャッターストックコントリビューター管理画面

シャッターストックの売り上げ画面

100ドルくらい溜まったら、ペイパルに支払いをしてもらっている。

アドビストックコントリビューター管理画面

アドビストックの売り上げ画面

3. 分析とストックフォトの売れるサイト売れないサイト

毎日毎日何年もアップロードできたわけではなく、全然売れないじゃんと思って始めは放置だった。

しかし、まあ少しずつ続けていくにあたり、最近はほぼ毎日1枚か2枚は売れるようになってきた。

そしてたまにボーナスのように、一枚の写真が20ドル30ドルで売れる時もあり、そういう時はビールでも買ってお祝いをする。

3.1 売れるのはShutterstock

シャッターストックの売り上げ

私のビール話はそれはさておき、一番売れるサイトは shutterstock だと思う。ストックフォトのサイトの中でも最大級と呼ばれている。

あと単価が良いのは、 Adobe STOCK。 しかし審査が結構厳しくて、だいたい毎回同じ写真をアップロードするのだが、登録枚数自体は少ない。

同じ写真でもサイトの審査次第で全く違う。

逆に初心者にいいのは、 getty Imageが審査は通りやすいが、アップロード方法がややこしい。

なのでやっぱり一番のおすすめは shutterstockとなる。

コントリビューター(寄稿者)のリンクはこちらから

管理画面も使いやすくて、今までで一番売れた写真のランキングとかも出してくれる。どんなキーワードで検索されてるかという情報まで。

どちらも日本語サイトに↓

Adobe stock

Getty Images (Istock)

3.2 売れないのはPIXTA

これは個人的な結果なので、他の人に当てはまるとは100%言えないが、一番売れないのが、PIXTA。

日本人向けのサイトなので、日本人が好きそうな写真をあげないと駄目なのかなと思う。私の写真は基本的に、海外のものが多いので、 こういった傾向が出るんじゃないかと。

清潔感のあるシャツ姿の女子とか。そんな写真が売れ筋だそう。

あと、 PIXTA はランクが上がらないと登録できる枚数が1カ月に100枚のみ。他のサイトはこういった制限はない。

個人的に、写真に費やせる時間が取れる月と、忙し来て全然何もできない月もあるので、制限されるのはモチベーション低下につながっている。

何よりも日本語でキーワードを入れなければいけないので、海外サイトを併用している私的には少し面倒くさい。

英語がどうしてもできないという人以外は、全世界にバイヤーを持っているシャッターストックなどの海外サイトを使った方が売れるしモチベーションも続くと思います。

しかし、母はPIXTAで専属契約しているので売れた時の%が大きい。最小の仕事量で最大の利益を出せているのはすごいなと思うので、1本に絞ってやるのもありなのかもしれない。

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