[地元の人も知らないモントリオールの名博物館]ジョージ・エティエンヌ・カルティエ国立歴史博物館

ジョージ・エティエンヌ・カルティエというカナダ東部の歴史に大きく影響した人物。

 

今回紹介したいのは、彼のお家だった場所。現在は博物館になってはいるが、ここに実際に住んでいたカルティエの生活を残している。これが案外面白い。ガイド付きのツアーに参加するとより楽しめる。

 


家具など当時のまま本物が残っていて、19世紀に生きた彼らがどのように暮らしていたかを今に伝える貴重な資料である。

 

 

 

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カナダ連邦の父と呼ばれるカルティエ

中に入ってすぐのエキシビション。

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ジョージ・エティエンヌ・カルティエは19世紀半ばの1814-1873年に活躍した法律家であり、ビジネスマンであり、政治家だった人物。

 


Father of Confederation(連邦の父)とも呼ばれる所以は、1864年にシャーロットタウンとケベックシティで行われた会議で、当時イギリスの支配下だった東カナダ(オンタリオ州、ケベック州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州)を一つの同盟にして、その後も長いそのプロセスを経てようやくカナダ自治領になった。

 

 

この日が1867年の7月1日で、今でもカナダデーとしてみんながカナダの国旗のものを身に付けたりしてお祝いをする日になっている。

 

さらに今年2017年は、150周年記念というのも重なり、国立公園の入場料が無料になったりしてお祝いムードなわけだ。

 

 

東カナダの法律などの制定に従事し、初等教育を取り入れた人でもあり、彼の活躍は多方面だ。

 


彼の夢は、モントリオールをブリティッシュノースアメリカ貿易の要所にする事だった。

 

 

 

今夜は豪華なディナーパーティー

今夜はディナーパーティが開かれる。という設定で、豪華な料理がテーブルの上に並べられている。

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美術館の中は、2つの家が繋がっている構造になっていて、ひとつは1848年から1872年までカルティエと家族の自宅だった。


中に入ると、まずどこから来たのか、もしポスタルコードがあれば答える。そして、フリーのガイドツアーか個人で周るか聞かれる。

 

ここで、英語かフランス語が分かれば絶対にガイドしてもらうべき。ただ展示されているものを見るだけだと、全然面白味がない。説明してもらって初めて分かる事ばっかりで、ひとつひとつにストーリーや当時のルールなど興味深い話ばかりで、質問にも丁寧に答えてくれた。

 

 

入ってすぐの場所にはカルティエの像がある。そこで面白かったのが、当時のカメラ技術の話しで、昔はシャッタスピードが非常に遅く、1枚の写真を撮るのに2分も同じポーズで立ってないといけなかった。
その為、残っている写真の人の顔は真顔ばかりだ。

 

「笑顔をさすがに2分もキープできないからね!」


なんて、本当の話だけど笑っちゃう小話だった。

 

別の建物は、贅沢なビクトリアンスタイルの家具がそのまま残っていて19世紀にタイムスリップしたような気分にさせてくれる。


設定は、ディナーパーティー。

 

当時の厳しいルールだったり、男の人と女の人で椅子のデザインが違う理由だったり(ドレスがじゃまで腕を置く場所を省いている)、ビクトリアンスタイルは家具や小さな置き物の配置までも左右対称にしていたりと、当時の厳格さに驚かされた。

 

更には、各個人が座る場所や、話し始める順番までもルールがあったという。

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1階はお客様用、2階はプライベート

階段を上がっていくと、カルティエ夫人の寝室と、リビングルーム。

 

まずはリビングルーム。ここにも美しい家具やカルティエが趣味だったという作詞作曲の為のオルガンなどがしつらえてあり、真ん中のテーブルではお茶を楽しんだという。

 

お茶のセットもなんともキラキラして豪華。。
電気がない時代のポットを暖かく保つ方法などの工夫も見られた。

 

 

寝室には割と小さなベッドがあって、化粧台や手紙などを書いたであろうデスクもあった。

 

その横の部屋には、カルティエの娘たちが暮らし、成長していった部屋だった場所に展示物が置かれ、彼女たちの日記や刺繍なども残されている。

最期に素敵だったガイドのルイーズさんと写真も撮らせてもらった~!

ガイドのルイーズさんと一緒に記念撮影!

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歴史とかあんまり興味ない人には面白くない場所かもしれないが、私としてはモントリオールいち!面白かったと言っても過言ではない博物館だった。

 

 

 

ほぼ200年前のものがそのまま残されていて、目の前にあって、どんな風に日々を過ごしていたのか、当時の厳しいマナーや、外に全く出なかったという彼らの生活。

 

 

どんな事を日々考えてたんだろう、と想像するだけで結構楽しい。

 

のは、私だけ?かもしれないが、おすすめスポットがまたひとつ増えたのが嬉しい。

 

 

動画も少し撮らせてもらった。

ジョージ・エティエンヌ・カルティエ博物館基本情報

Web: https://www.pc.gc.ca/en/lhn-nhs/qc/etiennecartier

 

Address: 458 rue Notre-Dame Est, corner of rue Berri


Phone: 514-283-2282, 800-463-6769


Hours: 6月17日~9月4日 水曜~日曜、祝日;10am~5pm
9月5日~12月17日 金曜~日曜、祝日;10am~5pm


入場料:
大人 $ 3.90
シニア $ 3.40

17歳以下のユース 無料!

モントリオールの歴史に興味があるならここに行くべき

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Ai
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    旅と写真とブログでできている。

     JICAの青年海外協力隊として、東アフリカのタンザニアに行ったのが最初の海外生活。

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