タヒン遺跡とクンブレタヒンフェスティバルへ【メキシコ・ベラクルス】

初のベラクルス旅。

長年行きたいと思い続けてきた、タヒン遺跡に訪れた。

思った以上に大きな遺跡でピラミッドはとても見応えがあり、色々な遺跡をメキシコ中で見てきたけどこのタヒン遺跡はかなりユニークで面白い。

El Tajin / タヒン遺跡

メソアメリカのクラシック期でも、最も重要だった大都市のひとつだったタヒン。

西暦600年から1200年頃にほとんどの球技場やピラミッドが建てられた。

タヒンという遺跡の名前はトトナク語で”雨の神様”という意味から取られた。

レプリカではなくオリジナルらしいレリーフが今でも残っている場所がちらほらある。

建物5

エルニチョスのすぐ横に位置する建物5。

生贄の模様を描いたレリーフ

南球技場の壁に描かれているレリーフ。

右側の人がナイフを持って、まさに今から首を切ろうとしているような様子が描かれている。

左側には生贄にされる人の腕をしっかりと掴んでいるサポート役の人の様子が。

生贄の上には、死神もしっかりと描かれている。

かなりしっかりと残っているので、見応えのあるリリーフだった。

球技場

通常メソアメリカの遺跡にある球技場は多くても三つ四つというところが多いけれど、タヒン遺跡には17箇所もあるというのが驚き。

ただのゲームというわけではなく、宗教的な儀式として行われていた格式高いゲームだった。雨の神様に捧げるようなものだったとも考えられている。

ボラドレスも雨乞いの目的だったので、農業中心の生活だったと考えると自然。

ハラパの博物館

ハラパにある博物館にはタヒン遺跡からの出土品も見ることができる。

開園時間:10am
入場料:85ペソ

タヒン遺跡までは、パパントラから
バス 15ペソ
タクシー 70-90ペソ 10分

Cumbre Tajin 2022 / クンブレタヒンフェスティバル

パンデミックで2年間行われていなかった、クンブレタヒンフェスティバル。

2年ぶりに行われるということで、たくさんの人が楽しみにしていたようで、初日に行ってみたらものすごい数の人だった。

メキシコシティや他の場所からもたくさん人が訪れるような大きなイベント。

ベラクルス州の様々なコミュニティのダンスや音楽が披露されて、特に有名なのがこの飛ぶ人という名のボラドレス。

高いポールの上から紐一本で回転しながら、逆さまになって降りていく様がとてもユニーク。

ボラドレスの他にも色々なダンスや音楽があちこちで楽しむことができた。


タヒン遺跡から公園までタクシーで一人10ペソでした。

フェスティバル自体の入場料は無料!

papantla

メキシコシティ・北ターミナルから出発 4時間半 約480ペソ

Posa Ricaからバスで1時間 45ペソ

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