【荷物を軽量化】日本手拭いがあなたを救う!さよならバスタオル

私はバスタオルは持ち歩かない。なぜならめちゃくちゃかさばるから。必要なのは”手拭い”だ。
何もしなくてもカメラや三脚やパソコンといった機材が重いのに、これ以上荷物を増やすと腰に悪い。
昔から持ち歩いていないものの一つがバスタオル。小さいサイズのフェイスタオルも持っていない。では何を使うのか。ここで私がバスタオル代わりに使っている手拭いの素晴らしさを語りたい。
”荷物をいかに減らすか”が勝負のバックパッカー術
バックパッカーをしている人の悩みって、いかに荷物を少なく・小さくまとめるか。というが大きな問題。
冒頭でも話した通り、カメラもパソコンも、って詰めていくと段々と重た~くなっていく荷物。飛行機を乗るにも荷物の制限があるので、重量オーバーをするとしてなければいけなかったり、余計にお金を払わないといけない。
ドラえもんがいれば
「スモールライト!」
とかいってコンパクトにしてくれるんだろうけど、そうはいかない。
バスタオルはものすごく場所をとるものの一つ。
でも、ふかふかのバスタオルで体を拭きたいのはよくわかる。たまにいいホテルに泊まる時に、ふかふかのバスタオルがあるともちろん使いますが、普段のバックパッカー宿なんかではタオルはまずついてこない。
どんなものを持ち運んでいるのか書いた記事はこちら。
バスタオルのジャマさったらない
もちろん、タオルをバックパックに詰めている時代もあった。でも、パイル生地って本当にかさばるし、いざ出発しようとしても濡れていたりして、なんだかどうにかならないもんかなぁと思っていた。
濡れてるタオルは本当にどうしようもない。
昔は、タオル一枚でも荷物の隙間に入れるのにギューギュー押し込んでいて、かさばっていてもしょうがないと思っていた。
しかし、ここで救世主が現れた。と言うか発見した。
それは、日本手拭い!
こんなに素晴らしいものが先人から受け継がれていたのに、今まで気が付かなかったなんて。
ここで勝手ですが、手ぬぐいの素晴らしさを語ります。
手拭い素敵ポイントNo.1: 乾くのがものすごく早い
で、驚きなのは乾くスピード。カナダの冬場だと、乾燥機がないと中々乾かない衣類たち。
しかし、私の手ぬぐいたちはすぐに乾いてくれる。
暑い国にいる時は首に巻いて汗拭きにも使えるし、少し濡らすとひんやりして気持ちがいい。
あと、おすすめなのはプリントが少なく、より白地に近いもののほうが風合いがいい。
手拭い素敵ポイントNo.2: シンプルがベスト


プリントがしてあるとどうしてもゴワゴワ感が残る印象。
更に、切りっぱなしが気になるという人もいるかもしれませんが、しばらく使っていると糸が出てこなくなるので、気にならなくなりますよ。
まず選んで欲しいのは、必ずコットン100%でプリントが少ない白地のもの。
100均のは生地の質があまり良くないので、専門店やちゃんとしたところで購入する方がいい。
こうゆうのが一番いい。
手拭い素敵ポイントNo.3: とにかくコンパクト
日本手ぬぐいは今では、本当に手放せない優秀な旅のお供。
とにかくコンパクトに荷物がまとまるし、 手ぬぐいを5枚持っていてもタオル一枚文以下のコンパクトさを実現できる。
手拭い素敵ポイントNo.4: 用途もいろいろ
壊れやすいものをくるんで荷物に入れる事も出来るし、外国人のお土産にもいいかもしれない。
日本らしい柄の手ぬぐいはなぜか頭に巻きたがる外国人って案外多いので。笑
古くなってきたら掃除にも使えるし、コースター代わりにもなるし、料理をする時に腰からぶら下げてお手拭き代わりにも使っている。
手拭い素敵ポイントNo.5: シャワーの中でも使う
体を洗う時にも手ぬぐいを使っている。シャワーを浴びる時は大体、2枚使う。
1枚は身体を洗うようにも使う。
体を洗っていた手ぬぐいで、シャワーが終わったら、絞って軽く体の水気を取る。
髪に巻いて水がポタポタ落ちるのを防ぎながら、もう一枚の乾いた方で身体を拭けばそれで終了。
男性だと2枚もいらない。ロン毛の人は別かも。
手拭い素敵ポイントNo.6: 柄がかわいいし、日本の伝統について話ができれば面白いかも


草間弥生のカボチャ柄を発見。かわいい。欲しい。
で、
手ぬぐいを頭に巻いていると、たまに
「それは日本人はよくやるの?」
という質問を外国人に、聞かれることがある。
ここでせっかくなので、英語の練習がてら会話を広げてみてはいかがだろうか。
例えば、裏表で同じ様に柄が出ていたら、きっとそれは注染で染められた手拭いだろう。
注染とは江戸時代から始まったとされる、日本独特の染めの技法。大量に布を重ねて、一気に染められる画期的な技術だ。
外国人に語れる一つのネタになるかも。
手拭い素敵ポイントNo.7: 毎回洗うので清潔
バスタオルだと、洗うのも結構大変。しかし、私の使い方だと体を洗う時に一緒に石鹸で手ぬぐいも洗っているので、常に清潔に保つことができる。
なので、洗っていないバスタオルを使っていたり、ちゃんと洗っていてもしっかり乾燥できていなかったら、匂いも気になってくるが、そういった問題も全くなし。
手拭い素敵ポイントNo.8: 生理用品としても使っている
私は手ぬぐいをナプキンの代わりにも使っている。折りたたんで布ナプキンと同じ要領で使う。
市販されているナプキンやタンポンは、化学製品の塊。無理やり血を吸うような設計になっているのはご存知でしょうか。
手ぬぐいに変えてから、生理痛も軽くなった気がするし、痒いこともなくなりました。逆にたまに市販ナプキンだけのときは、痒くなる。肌に長時間触れるものだから、なるべく化学製品は使いたくない。コットン100%の手ぬぐいは完璧。
シャワーの時に一緒に洗って、石鹸を付けてしばらくつけておけば、かなり綺麗になります。
生理用品について、書かれている記事も目を通しておこう
たった一つの市販タンポン製品によって片足を失った女性モデル。タンポンやナプキンに使われる合成素材が引き起こす、死の危険もある恐ろしいトキシック症候群とは?
生理ナプキンの添加物とは?生理痛などの症状が軽減する布ナプキン・コットン100%ナプキン3選
これで、今度から旅には日本手ぬぐいを持参してみよう!という気持ちになったら嬉しいです。
まじで重宝するので、試してみて!
では、良い旅を~
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