アメリカ横断バックパッカー旅/第七弾【シカゴ~クリーブランド~ナイアガラの滝】

アメリカ横断の旅最終章。
ゴールはナイアガラの滝。ここから、トロントを通ってモントリオールに戻るため。
2か月ほどアメリカの横断の旅に使ったけど、いよいよといったところ。沢山の出会いにも恵まれたし、自然も面白かった。
大都会シカゴと、途中で寄ったクリーブランドという町と、ナイアガラの滝をアメリカ側で見て、徒歩でカナダに入った時のこと。
1. シカゴ Chicago
西海岸にいる時に、
「シカゴはギャングがいるから危ない!!」
とアメリカ人に注意された場所。
ギャングって。シカゴの南の方は、割と治安が悪いという話を聞いていたので、北の方に宿を取った。
真相は定かではないが、リスクがない事に越した事はない。
シカゴの印象は、本当に都会!!!どこに行っても、人がいっぱい。高層ビルがいっぱい。
でも、少し離れれば大きな公園があったり、五大湖の近くで夕日が楽しめたりして、大都会の割りに住みやすそうだなと思った。
2. シカゴでの宿泊 Stay in CHICAGO

ドミトリー $25~
巨大なホステルで、朝ごはんの時間(朝食付きで、ワッフルが自分で焼けたりして楽しい)はものすごい人の量!家族連れもバックパッカーも、老若男女問わず泊まっていた。
カウンターで、観光に使えるクーポンや、タワーに少し安く行けたり、いろいろ聞いてみるといい。
3. シカゴの観光 Sightseeing in CHICAGO
3.1 セント・クレメント・カトリック教会 Saint Clement Catholic Church

観光名所でもない教会だけど、ホステルから近いので散歩がてら行ってみたら、内装がすごくかっこよくて驚いた。もちろん無料で入らせてくれる。
ステンドグラスの鮮やかさと、精巧に作られた一つ一つのピース。光が通り、とても美しい。
ドーム上部の絵画がすごい。
3.2 ミレニアム・パーク Millennium Park
オーケストラの公開コンサートが丁度行われていて、しばらく椅子に腰かけ中々耳にすることのできない生のオーケストラの音楽を楽しんだ。そして、この公園は結構大きいので、要所要所で休憩。
ユニークなモニュメントや噴水で目も楽しませてくれる。
3.3 クラウド・ゲート/豆 Cloud Gate / The Bean
豆なのか、雲なのか、、。ビーン!っていう人が多い気がする。
行ってみたら予想外に大きく、そして写真を撮る人も大量。途切れる事はない。シカゴの一つのランドマークなので一度行ってみるのもいい。
3.4 スカイデッキ Skydeck Chicago – Willis Tower

普段はあまりこういった思いっきりの観光っぽい事はしないのだけど、何かで見た写真で、シカゴの夜景があまりにも綺麗だったから、そんな景色を見れるんじゃないかと思っていってみた。そして、やっぱりとても綺麗な夜景が見れて大満足だった。
更に、ガラス張りのスケスケの場所があって、高所恐怖症の人はキャーキャー言っていた場所が見どころ。そこでみんな記念撮影をしていた。
しかも、途中から雷が鳴りだし、それをカメラにも納められた。しかし、その後大雨に見舞われ、中々帰る事ができなかったのも、ひとつのいい思い出。
入場料 : $23
他にも有名なところは
360 Chicago Observation Deck
入場料 $20.50 @オンラインで買うと$18.45
その他にも色々なオプションがあるので、シカゴをしっかり観光したい人はホームページを一度チェックしてみるといい。
3.5 クラウン・ファウンテン Crown Fountain
これは笑えた!
噴水に人の顔面が映し出されて瞬きしたり、キス顔したり。
で、口から水が何分かに一回出てくる。
子供たちは大きな顔面の前で、今か今かと水が噴き出されるのを待ちきれない様子で構えている。
そんな光景がなんとも奇妙で、印象に残っている場所のひとつ。
3.6 レイク・ショア・プレイス Lake Shore Place

ホステルから歩いて行けるビーチと遊歩道。なんと途中で蛍まで見れた。うん、きっとあれは蛍だったに違いない。シカゴの街の真ん中に蛍がいるなんて今でも信じられないけど。
ここから、少し遠巻きにシカゴの街並みが見渡せる。
サイクリングやランニングを楽しんで休憩がてらに夕日を見ながら談笑する人々がいて、ゆったりした雰囲気が心地よかった。
ぼんやり読書でもしたくなる。私はカメラを立てて、ビーズ刺繍をしてゆったりした。
夜景もいい。
アメリカ横断の旅も終盤。次はクリーブランドへ。
4.クリーブランド Cleveland
バス停に着いて早々、ホステルに向かうバスが待てど暮らせど来ず、大変な目に合った。
結局バスが来なさ過ぎて、通りかかったパトカーに乗った警察官に聞いてみた。
「バス会社に電話して聞いてみて。」
というなんとも冷たい対応。
「そのホステルなら歩けない距離じゃないよ。」
と。
電話が通じる状態でもなく、その警察官が助けてくれる様子もなく立ち去ってしまい、仕方なく重い荷物をかかえ、グーグルマップ片手に歩いて向かう事に。
それが間違いだった。
午前10時くらいに着いたけど、1時間以上はバス停で粘ってたから、日が大分高くなってしまい、汗ばむ。荷物も結構重たい。
タクシーに乗れる余裕もないし、とにかく歩く。歩く。歩く、、、。このアメリカ横断の旅で一番しんどい移動だった。何しろ暑いし、重い!
結局2時間くらい歩いて、ホステルに到着。
ホステルの人に「バスが来なくて仕方なく歩いてきた。」
って言ったら、
“Wowwww,,, That`s disgusting!,,” そりゃひどい!!
とまで言われた。このdisgustingってゆう単語はかなりきつめの意味合いなイメージ。
確かに大変だったよ。
5. クリーブランドでの宿泊 Stay at CLEVELAND

ドミトリー $27~
個室なども様々なオプション有り。そしてめちゃ綺麗!なのと、一階にかわいいカフェがあり、落ち着ける。朝食は付いていなかったけど、すぐそばに市場があり新鮮なフルーツなどを買ってきて食べれるのがいい。
スタッフの人もフレンドリーで感じが良かったのと、すごくお洒落な内装。
6. クリーブランドの観光 Sightseeing in CLEVELAND
6.1 ウエストサイド・マーケット West Side Market

けっこう大きなローカルマーケットで、野菜やらフルーツやらアート作品やら、、活気があってワクワクさせてくれる場所だった。
付近にはクラフトビールが飲めるバーがいくつもあり、観光客も地元の人もビールをしっかりと昼から飲んでいた。
6.2 クリーブランド美術館 The Cleveland Museum of Art
ここは超おすすめの美術館!近くに来たらぜひ時間を取って立ち寄って欲しい。
45,000を越える美術品が貯蔵され、主に、アジアとエジプトのものが豊富。
16のカテゴリーに分かれていて、中国・現代ヨーロッパ・アフリカ・絵画・プリント・ヨーロッパ・テキスタイルとイスラム圏・アメリカの絵画、彫刻・ギリシャ、ローマ・現代アート・中世・装飾デザイン・ネイティブアメリカン・日本、韓国・インド、アジア南東部・フォトグラフィー、、、などといった様に分かれていて、誰でも知っているピカソやゴヤ、ウォーホール、モネ、ゴッホといった有名な画家の作品が並べられていて、すごい!の一言。
6.3 ホープ・メモリアルブリッジ Hope Memorial Bridge

到着した日に、重いバックパックを抱えながら猛暑の中えっこらえっこら渡った橋。まじで大変だった。
ここからの夕日とクリーブランドのダウンタウンが綺麗だった。

1976年から、アメリカ合衆国国家歴史登録財(National Register of Historic Places)にも指定されている。
橋の入り口に設置されている”Guardians of Traffic”という像が素晴らしい。”交通の守護者”である彼らの手にはそれぞれに、トラックや馬車の様な乗り物が彫られている。
こうして長年クリーブランドの交通の歴史を見守ってきたんだろう。
観光もそこそこにカナダへ向けまだまだ東へ!
7.バッファロー Buffalo

バッファローはバッファローでも、動物の方じゃなくて、アメリカの地名のひとつ。
ソルトレイクシティと少し似ている感じの場所で、なんとなく宗教色の強めな場所なのかもしれない。

あちこちにとても古そうな教会が。
そこで、一人教会巡りをしてみた。不思議な建築様式の教会。
バッファローで一番古いという教会の中に入り、丁度ミサが行われるという事で参加してみることに。
厳かな雰囲気で、司教の方が語っていた。
8. バッファローでの宿泊 Stay at Buffalo

ドミトリー $30~ オートミールの朝食付き
Bookig.comから予約丁度年に一度?行われる司法試験が近くで行われていた為、試験を受けにアメリカ中から人が集まって、共有スペースは常に勉強に励む姿が。
なんか、遊んでばっかで少し申し訳ない気持ちになった。世の中には私が遊んでる間にもこうして必死に勉強している人たちがいるんだなぁ。。
因みにこのホステルは自転車を無料で貸してくれたので、自転車で色々周った。
9.ナイアガラの滝 Niagara Falls

バッファローからローカルバスで1時間くらいでナイアガラに着く。
1日乗り放題のバスチケットを買っておけば行ったり来たりも気にせず出来る。
ナイアガラが近づくにつれ、川が大きくなっていきドキドキも高まる。
少しずつ、大きな滝から舞い上がる水蒸気が見えて来る。
バスを降り、まずは島の飛び出しているところへ。
大きな森林地帯の様になっていて、散歩をするだけでも気持ちがいい。
そして、アメリカ側の端からカナダ側の滝を見渡せる。
そして、いざ国境越え。
橋を徒歩で越えて(橋の上から滝が楽しめるのも素敵)、入国審査も意外なほどあっさり。

滝はカナダ側からだとより近くに寄って滝が見れる。アメリカ側と両方見れて大満足だった。特に夜のライトアップが必見。
全然見え方が違うから、できれば両方から見る事をおすすめする。
10. ナイアガラの滝での宿泊 Stay at NIAGARA

HI Niagara falls youth hostel
Bookig.comから予約 Agodaから予約ドミトリー 夏料金$29~ 冬料金$25~ 朝食付き
女性ドミがあって綺麗だけど、結構部屋が狭い!のとナイアガラまではかなり歩く。
トロントまでのバス停がすぐ近くなのは便利だった。朝バス停まで行って、チケットを買って、荷物取りに戻ってからトロントへ向け出発。
別記事に、国境を越えた時のことも書いてます。
これでアメリカ横断は幕を閉じた。かと思いきや、トロントで大事件に巻き込まれた。
思い出すだけでも、怒りと安堵といろんな感情が起こって来る。
Pinterest用Pin!

