【ベトナム旅】ビザ/物価/治安について/ベトナム人大学生とのちょっとした出来事

ベトナムのバックパッカー旅行。
ベトナムに行ったことある人は、大体”めっちゃ好き!何度も行きたい”もしくは、”ベトナム嫌い。1階で十分”と、万人に受ける国ではないらしい。
この話は、インドでも聞くし、キューバでも同じ現象が起こっていた。好き嫌いがはっきり別れる現象ともいうべきか。
社会主義の国に共通する?そのへんはさておき、私も正直ベトナムは好きな国ランキングには入らない。なんとなく、肌に合わないというか。
でも、もちろん楽しかったし、行ったことない人には一度行ってみて欲しい国。
そこで、今回は、基本のき。で、ビザについて、物価コストについて、治安についてです。
ベトナムのビザについて
Imperial City, Hue, Vietnam
滞在が15日以内ならビザ不要
ただの観光目的で、15日以内の滞在なら日本人はビザ免除!
私の場合も、空港に着いてそのままノービザで入国ができました。特に何もやることはありません。
ノービザ入国でも、ちゃんと条件を満たそう
パスポートの残りが6が月以上残っている事
ベトナムに限らず多くの国に行くときに、しっかりとパスポート期限を確認してから出国しましょう。
ベトナムから出るチケットを持っている事
日本に帰るチケットでもいいし、他の国に行くチケット(飛行機やバスのチケット)を持っている必要あり。
しかし!私は台湾の空港で確認もされなかったし、入国の時にイミグレーションオフィサーに聞かれることはなかった。
絶対一人ひとりに確認している感じではなさそうなので、これはちょっと緩めのルールな様子。
30日間以内の再入国ではない事
ベトナムは30日間以下の再入国での、ノービザ入国は認められていない。
逆に言うと、他の国にいって31日以上経ってしまえばまた入国できるという事だ。
こんな時はアライバルビザを取ろう!
15日のみの滞在なら問題ないけど、15日を超える時に申請するのがアライバルビザ。
正直15日ってあっとゆう間に終わってしまうし、出国を気にして旅するのって好きじゃない。そんな時は、長めにアライバルビザを取った方がいい。
詳しい記事を書いてくれてる人も沢山。その中でも、分かりやすかったのがこの記事。


ベトナムの日本大使館情報
Floating Market, Can Tho, Vietnam
やっぱり一番正確な情報は大使館
在日ベトナム大使館 ビザ情報リンク
在ホーチミン日本国総領事館 リンク
ブログ書いてるけど、やっぱり公的な機関の情報観るのが一番早いです。
ベトナムの物価について
Local Market, Da Lat, Vietnam
1日のコストは、最低1,500円くらいあれば贅沢しなければやっていける。すべてが安いから、あんまりお金も使わない。
アクティビティをするときに、観光価格になるのでお金かかるくらい。
A. 宿泊費
ベトナムは、アジアの中でもめちゃくちゃ安い!
安宿で300円くらいで泊まれるホステルも結構たくさん存在する。しかも、施設は綺麗だし、朝ご飯がコーヒー付きでついてくる場合も多かった。
いつも使っていたのはBooking.comもしくは、Agoda。Airbnbは案外割高だったので、ベトナムでは使っていない。
・ドミトリー 300円~
・プライベートルーム 1500円~
私の下のリンクから予約すると2,000円キャッシュバックされるので(私もちゃっかりもらえます)、よかったらこちらから予約してみてください。
更に、自分のアカウントをBooking.comで作って友達が予約すると、あなたも2,000円がもらえます。ベトナムの安宿なら1週間泊まれちゃう!
賢く長く旅行しましょう。
B. 食費
大久保で飲んだ帰りにバインミー(バンミー)屋さんでテイクアウトしておうちで食べたけどかなり美味かった。 pic.twitter.com/QNvwTI83HA
— akiyama awesome et la mirepoix (@AKIYAMAAWESOME) July 29, 2016
食事も超絶安いベトナム。一食当たり200円もあれば十分。バンミーというサンドウィッチも100円くらい。
最近は日本でもバンミー屋さんがぼちぼちあるみたい。
C. 交通費
ローカルバスも1時間乗るような距離でも100円くらい。
長距離バスはトイレがついてなくて、道端でおしっこするような場面もあったけど、それ以外は快適そのもの。
ベトナム国内バス旅
・ホーチミン~カントー 120,000ドン(¥560)
・ダラット~フエ 340,000ドン(¥1,630)
ベトナムは現金主義
現金のみしか使えない場所が多い。フエで行ったインペリアルシティ(皇居)みたいな大きなメイン観光地の入場料ですらカードが使えなかった。
基本的にキャッシングで対応。ちなみにキャッシングするのに、実際使っているのはセディナカード。
オンラインですぐに返済できて、ほとんど利息が取られない。
ATMはいたるところに
どこに行っても、ATMは町中にある。VISAカード、マスターカード、JCBどれも使える。私が使ったのはagri bankという大手っぽい感じの銀行。
ベトナムの治安
治安はどうだろう。
ベトナムは東南アジアの中でも、重大な犯罪(殺人・強姦・連れ去りなど)の少ない国。なので、女性一人でも、問題なく旅ができる国のひとつ。
注意すべきは軽犯罪
特に旅行者が注意したいのは、スリ。泥棒やスリは、ホーチミンに多い。
あと、お釣りをちょろまかされることは多い。お金の単位の数字が大きいだけに、はじめは混乱してしまうけど、しっかりと確認を。
ハノイは、タクシードライバーになりすまして高額請求してくる手口が多い。
バイクはいろんな意味で危険

気軽にパスポートさえあればモーターバイクが借りられる。欧米人も、普通に無免許で乗り回している。
しかし、旅行者で事故した人に都市ごとに出会った。松葉杖をついたフランス人の人が、
「事故っちゃって、しばらくここにいないといけない」
とカップルで旅しているのに、そんな残念な状況になってしまっていた。
バケーションで事故するなんて、かなり悲惨。なので、よっぽどバイクに慣れてる人や、よっぽど交通量の少ない場所でない限り、バイクを借りるのはリスキーだという事を覚えておいてほしい。
もう一つ、バイクにまつわる詐欺が横行している。
借りたときに、動画や写真をしっかり撮っておくこと。あとで、傷がついてる。などといって、修理費を請求される詐欺が多い。
ちなみに、私がバイクを乗ったのはタイのチェンマイ~パイの超山道。(写真のバイクは一緒に行った旅人の)
ちょっと長い話だけど、聞いてほしい!!!!
詐欺じゃないけど、こんな女の子に出会った
カントーにあるローカルマーケットに一人でうろついていた私。
マンゴーを買おうとして、値段をおばちゃんに聞いたんだけど、なんて言ってるかわからない。そこへ現れた一人の女の子が、英語でいくらか通訳してくれた。
そこから、少し立ち話。
彼女は近くに住むベトナム人の薬学部の大学生。
その女の子と仲良くなった
気さくな女の子で、すぐに打ち解けた。英語を勉強していて、きっと英語の練習もしたいから話しかけてきたんだろうなと思いつつ、大学を見せてくれるという申し出に、特に断る理由もないので、彼女のバイクについていって自転車をこいで行ってみた。
小さな大学だったけど、旅行していてベトナムの大学を見学するなんて、まあレアな経験だったし、他にも町のきれいな場所を見せてくれた。
お礼にお昼を一緒に食べて、おごってあげた。
しばらくいろんな話をした後に、
「家にしばらく泊まっていきなよ!ホステルでもお金かかるでしょ?」
と、好きなだけ泊まっていっていいよ。って言ってくれた。純粋に、仲良くなりたいと思ってくれていた。と思う。
ローカルの女の子の家なら面白いかもと思った
女の子だし、いい子そうだし、しばらくここでお世話になるのもいいかな~と思って、
「じゃあ、ご飯とかは出すね(お金を)」
という話で、お互い同意。
そして、彼女のアイデアで、公共のプールに行くことになった。そこでの支払いはもちろん私。ベトナムの物価からすると、安宿1泊分くらいの入場料(公共プールにしては、物価に比べて高い気がした)。
プールを出てから、フルーツを買った。スーパーによって、ビールやお菓子やらも買った。
彼女の家の南京錠まで支払いを求められた
ここまでは、まあ、良しとして、最後に出会った商店街へ戻って、日用品のお店に。ここで、南京錠を買おうとした彼女。部屋のロックを突然失くしてしまったからだ。
その南京錠の金額を私に言ってきた。ご飯とか払うね。とは言ったけど、家のロックのお金まで出すっておかしくない?と思って、
「これ、私が払うの?」
と聞いたけど、あたかも当たり前のような態度。
なんだか、お財布だと思われてるんじゃないかとまで思ってしまって、ここでもう彼女のお家に泊まるのは辞めようと決めた。
詐欺ではないけど、ミスコミュニケーションでもあり、残念なベトナムでの経験になってしまいました。
悪気はなかったのかと思うけど
未だに、彼女に悪気はなかったと思っている。ただ、お金を持っている人が払うのは当然。と思っているのが普通というか、文化が違うから、たかるのも平気。これは、タンザニアでも感じたことで、人のものは自分のもの的な感覚が強い。
勝手に人のものも、その人の感情関係なく持って行ってるというのが日常茶飯事だった。私には理解できないけど、それが普通の文化もあるということ。
最後に
Truc Lam Zen Monastery, Dalat, Vietnam
こうゆうことは、案外多い。特に社会主義の国に行くと、当然のようにお金持ってる方が払うんでしょ。ってゆうのがまかり通ってる気がする。
日本で生まれ育ったわたしには分からない感覚で、逆に新鮮だけど、やっぱり腑に落ちない。
どう思いますか?
ぜひいろんな人の意見を聞きたい。これを読んでくれてるのは日本語の分かる=日本人が多いと思うけど、同じような経験をしたとか、あればぜひ共有してほしいです。
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